藤間麗先生の
「僕はキスで嘘をつく」を読みました。
放課後の図書室、うたたねをする女子高生に
そっとキスをして逃げて行った犯人をめぐる恋模様のお話です。
「僕はキスで嘘をつく」で検索して下さいね。
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僕はキスで嘘をつく のあらすじ
ミステリー小説が好きな北園銘子(きたぞのめいこ)は
毎日のように放課後、図書室へ通っています。
ある日、いつものように本を読んでいると眠気に襲われ、
椅子に座ったまま銘子はうとうとと眠ってしまいます。
そんな彼女に誰かがキスをしました。
夢うつつの状態で誰かにキスをされたことは分かっていても、
それが夢なのか何なのか朦朧とした状態。
そして彼女はハッと目覚めます。
唇にはまだ誰かの感触が残っています。
あわてて立ち上がる銘子。
その時に図書室にいたのは、図書委員の篠田先輩、
御子柴先輩、クラスメイトの最上、最上の後輩の蜂谷です。
ちなみに全員がイケメンです、ものすごく。
そしてキスの犯人捜しが始まるのです。
篠田先輩は女の子にモテモテのチャラ男風なんですが、
銘子にいつも優しくしてくれるんですよ。
そして甘いことばっかり言ってくるんです。
だけど若干信用できないような…。
次の日、図書室に行くと御子柴先輩がいました。
御子柴先輩は黒髪メガネのSっぽいルックスです。
そして突然、俺がキスした、そう告げるのです。
え~?
黒髪メガネ萌えとしては御子柴先輩推しなんですけど。
でも御子柴先輩、銘子に興味があるんでしょうかね。
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僕はキスで嘘をつく のネタバレと感想
御子柴先輩はさらに、
キスが手掛かりなら確かめてみればいいと言って
銘子にキスしようとします。
そこへ篠田先輩が現れました。
僕の猫に何するつもり?そう言った篠田先輩の目は笑っていません。
御子柴先輩はあっさり、嘘だよと言って去っていきます。
しかもキスした犯人を知っているけど
教えたくないから教えない、と言います。
え~?(二回目)
犯人知ってるんですか…教えてくださいよ。
その後、トイレに閉じ込められた銘子を助けたのも篠田先輩でした。
いつもさっと現れてすごく甘いことを言ってくれる篠田先輩ですが、
銘子の事が好きなんでしょうか?
銘子は篠田先輩が好きになりつつありますね、たぶん。
帰ろうとした銘子の靴箱の中に
“キスの秘密を知りたければ日曜10時に駅前へ”
というメッセージが書かれたカードが入っていました。
当日、駅前に行ってみるとクラスメイトの最上がいました。
え~?(三回目)
最上が銘子の事を好きなのは最初からわかっていましたが、
犯人この人でしたか。
銘子を遊園地に誘い、楽しい時間を過ごすふたり。
しかし最上はキス事件の犯人ではありませんでした。
最上は誰かがカードを靴箱に入れたのを見て、
カードの待ち合わせ時間を1時から10時に書き直して
ちゃっかり銘子とのデート時間を横取りしたらしいです。
銘子に告白もして抱きしめますが、銘子にあっさり拒否られます。
そしてそこへ、篠田先輩をはじめ関係者が全員登場するのです。
ここでも篠田先輩にずいぶんと甘いことを囁かれて
手も握ったりしてるんですが、篠田先輩が銘子を
どう思っているのかいまいちわからないんですよね。
後日、学校で二人きりになった時に
思い切って先輩に直接聞いてみるんですけど、
なんかはぐらかされた挙句にあっさり突き放されてしまうんですよ。
そして傷心の銘子に御子柴先輩が近づいてきますが、
すごい言葉責めをしてきます。
君は愚鈍すぎて苛めてやりたくなるよ、
そう言いながら銘子の制服のリボンをギリギリとつかむ先輩。
目が笑ってないですよ先輩。
怖い!でも素敵。
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僕はキスで嘘をつく まとめ
1巻はこの辺で終わるんですが、
結局だれが犯人なのかさっぱりわかりません。
この作品は乙女ゲーですね。
友達同士で誰推しか話しながら読むと盛り上がりそうです。
そして犯人が気になります。
藤間麗先生の「黎明のアルカナ」が大好きでしたが、
こういう軽いタッチのラブコメもお上手なんですね。
「僕はキスで嘘をつく」は2巻まで出ています。
ドキドキがとまらない乙女ゲーのコミック版です。
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