月子先生の
「バツコイ」を読みました。
男なんていらない、
と豪語するキャリアウーマンのカホリが、
今まで経験のないぐじゃぐじゃの恋愛劇に巻き込まれることで、
自分の人生観を見つめなおす
ヒューマンラブストーリーです。
「バツコイ」で検索して下さいね。
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バツコイのあらすじ
ヒロインの美留町(みるまち)カホリは
「仕事が順調なら男なんていらない」
と同僚にも豪語する敏腕弁護士です。
まわってくる案件を
回転ずしをたいらげるかのごとくどんどんさばいていく。
そうやって稼いだお金で高級化粧品やブランド服、
アクセサリーを買い自分を磨くことにも余念がありません。
弁護士という職業上、
離婚案件も多く取り扱うことから、
結婚なんて面倒くさいだけだと思っています。
男なんていなくたって、
結婚なんてしてなくたって
毎日がとにかく楽しい!というカホリは、
正直ちょっと痛々しいところもあります。
自分自身に酔っている感が否めない、
好き嫌いが分かれるキャラですね。
そんなある日、
子持ちの友人と約束していたディナーを、
子供が熱を出したという理由でドタキャンされます。
どうしても行きたかったフレンチだったため、
たまたま待ち合わせ場所で同じくドタキャンされていた、
見知らぬ男を自分から誘います。
そこで意気投合した二人はディナーの後でホテルに行き、
一夜を共にしてしまうのです。
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バツコイのネタバレと感想
ところがその男、
砂後谷(すなごや)は実は妻子持ち。
妻とは半年前から別居中で、
離婚に有利になるようにと、
妻に探偵までつけているような男だったのです。
もちろんカホリとの一夜は妻に即バレ。
妻につるし上げられるところで1巻は終わります。
う~ん、この砂後谷という男ダメですねぇ。
甘ったれでスキだらけなのです。
カホリとのディナーでお酒をすすめられると
「僕は酒乱なんです。
酔うとすぐキスしたくなっちゃって」
まるで、
飲ませて下さい、
誘ってくださいと言わんばかりのセリフを吐きます。
さらには
「僕、今弱ってるんで、
あまり甘やかさないでください」
ちょっとちょっと、
甘やかしてくださいって言ってるようなものでしょうよ。
当然、
カホリも酔いにまかせてぐいぐいとリード。
砂後谷をホテルに誘うことに成功します。
たぶん砂後谷はこれが素で、
根っからの天然なのです。
決して計算づくではありません。
だからこそおそろしい。
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バツコイ まとめ
望み通りのスキルを手に入れて、
人生を謳歌していたカホリが、
この砂後谷との不倫によって
何か別の感情を芽生えさせることになるのでしょうか。
続きが気になりますね。
バツコイは3巻まで出ています。
仕事に頑張るアラサー女性にぜひ読んでいただきたい作品でした。
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