吉田秋生先生の
「BANANA FISH(1)」を読みました。
この漫画は、麻薬にやられて正気を失ったままの兄が時々呟く
「バナナフィッシュ」という単語に興味を持った
ストリートキッズのボス、アッシュが
「バナナフィッシュ」の謎に迫るべく暗黒街の闇に足を踏み入れる
ハード・ロマン漫画です。
「BANANA FISH」で検索して下さいね。
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BANANA FISH のあらすじ
この漫画の主人公であるアッシュは、
ダウンタウンのストリートキッズのボスに君臨する少年です。
若くして組織のトップの座に君臨している彼は、
「バナナフィッシュ」という奇妙な単語の真意を探るために
日々調査を続けていました。
「バナナフィッシュ」とは、アッシュの兄、グリフィンが時々呟く言葉です。
昔ドラッグに手を染めてしまって以来、廃人同然の状態になってしまった彼は、
まともな言葉を喋ることもできず、
ただ「バナナフィッシュ」という単語を発するだけの
人間に成り果ててしまっていました。
「兄が時々呟く『バナナフィッシュ』とは一体何のことなのか。」
そんな好奇心に駆られた彼は、バナナフィッシュについて調査をする決意を固めたのです。
この漫画はそんなアッシュの波乱万丈な生活を描いたお話です。
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BANANA FISH のネタバレと感想
頭脳明晰で運動神経抜群、
おまけにカリスマ性も持ち合わせているアッシュですが、
実は彼は幼い頃に経験したとある出来事をきっかけとして、
他人のことを全く信じられず孤独に生きる一面を
持ち合わせていました。
その出来事に一枚噛んでいるのが、
コルシカ・マフィアのボス、ディノだったのです。
アッシュの才能を見抜き彼を後継者として引き取ったディノでしたが、
その反面彼には少年愛の性癖があり、
アッシュを男娼として商売に利用していた過去がありました。
そんな経験からアッシュは自分以外の人間は
信用しないと心に誓っていたのですが、
ひょんなことをきっかけとして東洋人の奥村英二に出会って以来、
彼は損得勘定を抜きにした無償の愛情が存在することを知り、
「人を信じない」というスタンスを変えていくことになります。
どのような経験を積み重ねて
アッシュが人のことを信用するに至ったのか、
そして「バナナフィッシュ」とは一体何のことなのか、
今後の展開が気になりました!
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BANANA FISH まとめ
この漫画の見どころの一つに、
アッシュと英二の関係性が挙げられると思います。
ドラッグや殺人など、決して平和とは言えない環境の中で
人を信じることを覚えた二人の友情物語が
この漫画のもう一つのテーマだと思いました。
「BANANA FISH」は19巻で完結しています。
この漫画は、ハードボイルドな世界観が好きな人におススメしたい漫画でした!
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