三月薫先生の
「悪役シンデレラ」を読みました。
この漫画は、
ご当地ヒーローショーで
悪の女王を演じることになってしまった女子高生、
立花彩花が、
正義のヒーロー役の青年、風間駿に出会ったことで、
引っ込み思案だった彼女が徐々に変わっていく様を描いたラブコメディーです。
「悪役シンデレラ」で検索して下さいね。
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悪役シンデレラのあらすじ
この漫画の主人公である女子高生、立花彩花は、
ちょっとしたことがきっかけで、
弟が大好きなヒーローショーの悪の女王役に、
役者として抜擢されてしまいます。
その時、彩花は同じくヒーローショーで
正義のヒーロ―役を演じている
風間駿という青年に出会います。
彩花は今まで演技なんてやったことがないため、
演技の中で見せる駿の存在感に圧倒されてしまい、
自分も同じ場に役者として立つのならば、
と考え駿に仕事のコツなどを聞き出そうとするものの、
「俺夢や理想の類は基本理解できない人間だから」
と今まで彩花が思い描いていた役者像は
ぶち壊されることになります。
この漫画を読んでいると、
ドラマや舞台に出演している役者は皆すごくかっこよくて、
きっと彼らが演じている役のように、
役者自身もすごい正義感に溢れた人物なのだろうなぁ、
なんてよく憧れの眼差しで見ていたことを思い出します。
彩花もまた、そんな期待に満ち溢れて、
仕事のコツを駿に聞いたのだと思うのですが、
だからこそ駿のこの発言は
彩花の心にすごく突き刺さったと思います。
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悪役シンデレラのネタバレと感想
彩花は次第に仕事に対しての熱意を無くしていき、
アクションなんてもちろんやったことがないし、
もともと望んでヒーローショーの役者に
抜擢されたわけでもなかったので、
稽古に全く身が入らなくなってしまいます。
そんな時、ヒーローに憧れを抱いている弟が発した、
ヒーローは「どんな悪者にだって勝つから」
という言葉によって、
悪役がいなければ
正義のヒーローはかっこよく見えないんだということを知り、
改めて自分の仕事の責任の重さを認識します。
それから練習に練習を重ねて、
ついに迎えた当日、
彩花は舞台上でこけるというミスをしてしまうのですが、
駿が見ている子供たちには何の違和感も抱かせることなくフォローし、
改めて彩花は、
駿が舞台上では本物のヒーローであることを思い知ります。
初めての彩花のヒーローショーは無事終了し、
ホッと一息ついていると、
偶然に偶然が重なりお互い不可抗力で
彩花と駿はキスしてしまいます。
今までキスなんてしたことがなかった彩花は衝撃を受け、
バイトをやめようかと考えていると、
「辞めんの?大成功だったのに」
と声をかけてきた、
同じ学校で校務員として働く駿の姿を
目の当たりにするところでこの巻は終わります。
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悪役シンデレラ まとめ
まずこの漫画のあらすじを読んだ時から、
「この漫画絶対に面白い!」
と確信しました。
小学生の頃、ヒーローにすごく憧れの気持ちを抱いていたので、
そんなヒーローと恋愛ができるなんてずるい!
とすら思いました…!
実際に読んでみると本当に面白くて、
もちろんラブコメなので恋愛要素もあるのですが、
それ以上に、
幼い頃に感じたヒーローショーのワクワク感を思い出して、
童心に返った気分で読むことができました!
「悪役シンデレラ」は五巻まで出ています。
この漫画は、ヒーローに憧れた経験のある女性なら、
絶対に好きになれる漫画でした!
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