赤石路代先生の
「暁のARIA」を読みました。
いつか海を渡るピアニストになる!
海原ありあはそんな夢を見て東京音楽学校の予科へ入学します。
貿易商の父・西御門王介と
新橋で芸者をしていた母・みやの間に生まれたありあ。
妾の子として辛いこともあったりしますが、
明るく前向きで強い意志を持って生きていく少女の大正浪漫…!
「暁のARIA」で検索して下さいね。
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暁のARIAのあらすじ
ありあの演奏は非常に情熱的かつ男性的で、
賛否両論を巻き起こす魅力を持っています。
幼い頃から母のいつも辛そうな姿を見てきたありあは、
自分はそうはならない!
幸せになるんだ!
と固い決意をもって音楽学校に進みます。
本妻の子ではないものの
父の寵愛を受けているありあ、
西御門家の娘として
正式に周囲に紹介され、
そこで異母兄妹の兄・西御門夏王と、
自分と同い年で同じ学校に入った
亜耶子にも出会います。
夏王とは子供の頃に
一度だけ出会ったことがあり、
天使のようだったありあのことを覚えていて、
今も一見クールを装っていながらも
いつもありあのことを気にかけてくれている存在です。
亜耶子はわがままに育ったお嬢様。
ありあのピアノの才能に嫉妬したり、
慕っている教師のことで嫉妬したりで、
いやがらせを繰り返してきます。
まぁだけどいやがらせといっても
かわいいもんです。
お嬢様育ちということもあるんでしょうが、
イマドキような陰湿さは感じられませんし。
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暁のARIAのネタバレと感想
ありあの方もこれはいじめだとハッキリ言ったり、
周りに隠すようなこともなく堂々としているので、
その点は安心して見ていられますね。
音楽学校の教師で
女子生徒の憧れの的・白雪真之介先生。
ありあの才能を
いち早く評価してくれて守ってくれる人。
ありあを熱心に指導してくれることから
ふたりの関係が校内で噂になってしまい、
亜耶子は面白くないわ夏王にも意識されるわで、
さてこれからどうなりますやら…!
夏王たちの従兄で画家志望の西御門月王は、
なにやら白雪先生の何かを知っているようで、
それも気になるところです?!
家を出て寮で暮らし始めたありあの
ルームメイトの小松早苗ちゃんは
素朴でとっても良い子でありあの味方なので心強いです。
1年先輩の本科(演奏者を育てるクラス)の声楽部で、
周りの生徒たちからも慕われている桐島笙子さんも
良き理解者なのでその存在に救われますね。
なにやらこれから様々な困難苦難が
待ち受けているようなのですが、
ありあが幸せに向かってどう人生を歩んでいくのか、
続きが早く読みたい作品です!
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暁のARIA まとめ
画はとってもかわいらしく皆優しい目をしているので、
ある意味壮絶な物語も柔かい雰囲気で読むことができます。
「暁のARIA」は14巻で完結しています。
「暁のARIA」は大正時代を明るく生き抜く
お嬢さんの強い生き様の作品でした!
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