藤村真理先生の、
「藤村真理 恋愛女子短編集」
を読みました。
「きょうは会社休みます。」
の藤村先生が描く、
山あり谷ありの恋愛を必死にがんばる女子たちの短編集です。
その中から、
変わってる男にばかり好かれる男運に恵まれない「0の女」
について書きます。
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藤村真理 恋愛女子短編集のあらすじ
主人公の女の子の名前は
「加納玲奈(かのうれな)」
彼女は昔から、
言い寄ってくる男がたまーにいたけれど、
何故かみんな
「文化祭の時、
わんこソバの早食いに出てた姿にぐっときた」
とか、
「加納さんのその残ったえびのシッポ、
もらってもいいかな?」
とか、
ダークな一面を持つ人が多かったのです。
彼女は、
もうそういう人を呼び寄せる、
オーラが自分から出ているとしか思えませんでした。
そう、
彼女は男運がゼロなのでした。
今も言い寄られている男、サクがいて、
「わたし気持ちには応えられない」
といっているのに、
「わかってるよ?だから友達から始めているんじゃないか!」
と彼は言います。
しかし、
飲み会に言っただけで怒ったり、
おやすみメールにいちいち返信しないといけなかったり、
服装がかわいすぎるから男にみられてると言ってきたり、
手を握ってきて話してくれなかったり、
「どっか小さい部屋に閉じ込めておけたらいいのに。」
なんて言います。
「友達だけど、浮気はすんなよ?」
なんてことも言ってきます。
しまいには、鈴木くんという、
フツーの男子が彼女のことを気になってると聞いたのに、
なんとサクが
「レナに手を出すな!」
っていきなり鈴木くんの顔を殴ったようで、
「こっちまで変なのに巻き込まないでよね」
と言われてしまいます。
そしてついに、
サクはレナのバイト先までおしかけ、
一緒に働くことになってしまうのでした。
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藤村真理 恋愛女子短編集のネタバレと感想
サクのせいで学校でも、
バイト先でもこうして男を遠ざけてたら、
永遠に彼氏なんてできない、、、!
と思っていたレナ。
しかし、
バイトの帰りに二人で歩いていると、
「だ~れだ!」
とマユちゃんというひとが現れ、
「その女だれ?」
と聞かれ、サクは、
「同じ大学の人で、ぜんまたまバイト一緒になっただけ。
全然カンケーねーから。
んじゃ加納さんおつかれ。」
と言ってマユと歩いていきました。
レナは、
何が起こったのかわかりませんでした。
今まであんなにうっとうしくつきまとってきたのに、
マユが現れたら、
急に態度変わった、、、
もしかして、彼女?
私はあの男に二股かけられるとこだったのか?
レナは呆然としました。
どういうことなのだろう、、、
すっかりサクの態度が変わり、
レナ同様わたしもビックリしました。
どんなワケがあるのだろうと気になりますよね。
いろんな想像が膨らみます。
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藤村真理 恋愛女子短編集 まとめ
この作品には、
「0の女」の他に、
「Sの女」
「噂の女」「
ー(マイナス)の女」
「あなたに似たひと」
「タンポポの胞子」
など、たくさんの物語が収録されています。
また、あとがきには、
作者による手書きの作品解説がついています。
ぜひ読んでください。
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