立川恵先生の
「電脳少女★Mink」を読みました。
未来の道具でアイドルに変身する女の子がヒロインのお話です。
「怪盗セイントテール」で知られている立川恵先生の作品ですが、
本作は初めて読みました。
1999年の作品で、懐かしい雰囲気はありますが、
現代の子どもたちにも楽しめる内容だとおもいます。
「電脳少女★Mink」で検索して下さいね。
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電脳少女★Mink のあらすじ
ヒロインは中学2年生の女の子、白石みんく(しらいしみんく)。
みんくは大人気バンド「JAGUNNA(ジャガンナ)」のボーカル、
イリヤの大ファンで、イリヤの出る番組は欠かさずにチェックしていました。
この日はイリヤのソロアルバムの発売日。
さっそくみんくは、親友の鳥海真帆子(とりうみまほこ)と
森山叶花(もりやまかのか)と一緒にCDショップへとやってきました。
すると、目当てのCDが手に入って喜ぶ
みんくの目の前でバイク事故が発生。
幸いなことにライダーは無事でしたが、
みんくはその様子を見てすっかり気が動転してしまい
CDの陳列棚にぶつかってしまいます。
倒れてくるCDの棚から「女の子怪我しちゃだめだよ」と
身を呈してかばってくれたのは、
事故を起こしたライダーの青年でした。
MOTOHARU(もとはる)という背番号20番のユニフォームを着たその彼に、
イリヤ一筋だったみんくも胸をときめかせます。
おそらくこの青年がヒーローなのでしょうが、
わかりやすい登場人物の配役がむしろ少女漫画らしくてなんだかホッとします。
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電脳少女★Mink のネタバレと感想
その後、みんくたち3人はさっそくイリヤのCDを聞こうとしますが、
なぜか何も流れてきません。
おかしいと思ってプレーヤーからCDを取り出すと、
それは「WANNA-BE(ワナビー)」と
書かれたパソコン用のCD-ROMソフトだったのです。
しかもそこには製造年2099年と書かれているではありませんか。
試しにソフトを起動してみると、
「なりたい自分になれる」という説明が。
どうやらバーチャル・キャラを作るソフトだとわかった3人は
面白半分でみんくをモデルにキャラクターを作ってみることに。
するとみんくは突然姿を消してしまいます。
そしてある公園へと瞬間移動てしまうのです。
おまけにみんくの姿は「WANNA-BE」で
作った理想の自分に変身していたのです。
さらにみんくが姿を現した公園ではテレビの生放送の撮影をしていて、
みんくの姿が全国放送されてしまい・・・。
読者からすると変身前も変身後も同じように
かわいらしいと思うのですが、
同一人物だと気づかれないという設定は少女漫画ならではのご愛嬌ですね。
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電脳少女★Mink まとめ
「WANNA-BE」での変身時間は3時間。
ひと騒動あり「Mink(ミンク)」として
芸能界デビューすることになったみんくが、
この先また様々なトラブルを巻き起こしていくようです。
展開は古き良き少女漫画という感じで
予想できてしまうところもありますが、
同時にそんなところに懐かしさも感じます。
少女漫画というのはむしろ、
わかりやすいところがいいのかもしれませんね。
女の子が可愛く変身するというのも少女漫画ならではの展開ですし、
大人にとってはいつの時代も変わらないなとホッとさせる作品でした。
この作品は全6巻で、完結しています。
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