山田デイジー先生の
「初恋はじめました。」を読みました。
恋をする意味と目的ってなに?
周りは皆恋バナ大好きなのに恋愛にキョーミない!と言い切る姫子。
そんな彼女が学校のアイドルさまから告白された?!
この平和な日常はどーなるっ?!?
「初恋はじめました。」で検索して下さいね。
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初恋はじめました。 のあらすじ
牧野姫子(高2)は本を読むのがなにより至福の時間。
幼なじみの心愛とはスクールカーストの底辺友達だけど、
彼女は中高一貫校への入学と同時にリア充デビュー。
恋バナが大好きなんだけど、
彼氏ができても3日から3ヶ月で別れるとゆー恋多き?乙女。
そんな心愛に姫子は、
結婚できたら運命の人っていうなら、
わたしは恋をせずお見合い結婚するわ!と言います。
姫子からみるとリア充って、目立ったり笑顔ふりまいたり
リーダーシップ発揮したりムダにオシャレがんばったり
やたらスマホいじっていそがしそうなのに、
恋する時間までどうやってつくってんの?!
とまるで理解できない世界のよう。
それに比べて底辺最っ高!!
まじめにしてるのが一番効率がいい、
と底辺生活にたいへん満足している姫子です(笑)
姫子の言うことよくわかるなぁー。
わたしも一人の時間が好きだし大事だし、
皆で同じ価値観で恋愛至上主義になるのも
異様というか滑稽というか…、
でもそういう環境に身を置いているときや
ましてや恋多き女子高生の時代には、
そう考えちゃうのもそれはそれで
自然なことなんでしょーけどねぇ。
姫子のように自分は自分!と貫けるのは格好良いなと思います。
ああとこの作家さんの絵がとっても気に入りました。
表紙の雰囲気からしてとっても素敵ですし、
キャラクター達は可愛らしいし面白いシーンの顔も好きだし、
個人的にはかなりツボです!
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初恋はじめました。 のネタバレと感想
そんな彼女たちの学校の頂点にはイドルさまがいます。
走り高跳び全国大会一位常連でオリンピック出場候補!
というハイスペック中学生・真山春樹くんです。
競技の実力だけじゃなくとぉーってもカワイイ顔のハルキくん。
中等部の彼にはファンクラブまであるんです。
そして彼は人格者。
競技に集中しなきゃいけないのに騒がれても明るく対応し、
自分の実力って言っていいのに皆の応援のおかげだと言い、
アイドル通りこして天使のよう!!
姫子にとってはいろいろスゴすぎて
ぜったいかかわりたくない!!相手です(笑)
ある日姫子が一人になれるお気に入りの場所で
読書タイムを楽しんでいると、
『いまだけほっといてくれー!』
とファンに追われたハルキくんが舞い降りてきます。
…目には涙を浮かべて。。。
そんなハルキくんに姫子は、
「人間だもの。泣きたい日もあるわ」と言い。。。
意外な彼の一面を見てしまった姫子は少し気になり、
彼のことが書かれた記事を読みます。
そこにはポジティブな言葉が並んでいて…
それは嘘じゃないんだろうけど、
でも誰だってつらくなる日くらいあるよね、
と彼の人間らしさに触れた気がしたのでした。
そして毎朝すれちがってた一人で朝練してた子が
ハルキくんだと気づく姫子。
天才だと言われてるけど人知れず努力を重ねているし、
彼にだって泣きたいほどツライときもあるんです。
なのに…。
ハルキくんが不調になったとき、
周りの子達は彼の気持ちなんかまるでお構いなしで、
自分勝手なことを言いたい放題。
それを聞いた姫子は思わず、
「周りなんか気にせず、自分のためにがんばって!!」と応援しちゃいます。
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初恋はじめました。 まとめ
姫子の一言で吹っ切れたハルキくんはスランプを脱出、
そして、
「センパイのこと…好きになってもいいですか?」
と告白してきて…!?
「初恋はじめました。」は12巻まで出ています。
「初恋はじめました。」は底辺に満足してる女子と
爽やかな彼との初恋物語な作品でした!
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