秋乃茉莉先生の
「仮面探偵」を読みました。
推理作家として執筆している高校生コンビ、明石遥香と仁科万里。
そんな二人の同級生が校内で自殺した。
自殺じゃないと確信した二人は、この事件を調べることに。
行き詰まった二人の元に現れたのは?!
「仮面探偵」で検索して下さいね。
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仮面探偵 のあらすじ
幼馴染の遥香と万里は、推理小説を共同執筆しています。
ミステリーの骨子を考える遥香と、
機械に関することなどディテールを詰める万里。
遥香は勝気で鉄砲玉のような性格。
一方万里は、慎重で大人しい性格です。
タイトルの仮面探偵とは、
二人が高校生であることを隠し、偽名で作品を書いているところから、
二人を表現したものでしょうか。
二人で書き上げた小説がいよいよ入賞したという時、
万里と同じクラスの竹ノ内敦美が校内で自殺します。
敦美からデートの誘いを受けていた万里。
遥香と万里は、敦美は自殺ではないと思い、
自殺現場を確認しに行くと、なんと密室トリックの形跡が。
敦美は自殺ではないと確信した二人。
早速、第一発見者である先生の家に行こうとした二人ですが、
先生の家は火事に。
遥香は、敦美の遺産を受け取った叔父に話を聞きに行きます。
そして、万里には、敦美に誘われた映画に行ってくるように言います。
万里が敦美の席もとって映画を見ていると、なんと敦美が現れます。
万里になにかを言いかけた敦美。
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仮面探偵 のネタバレと感想
その出来事を遥香に興奮して話す万里ですが、
幽霊など存在しないと遥香にバッサリと言い切られます。
と、そこに仮面を被ったマント姿の紳士が現れます。
コロコロ衣装を変えながら、
最後にはスーツ姿で話し始める男性。
漫画のタイトルにある仮面探偵は
この男性の意味も含んでいるのでしょうか。
私立探偵だという男性は、
敦美殺しの犯人は、敦美自身だと言います。
反論する二人ですが、敦美の霊がそう証言しているという男性。
さらに、万里に敦美が映画館で、話した言葉を言い当てます。
まだ信じされない遥香に、
男性は敦美の友人に話を聞いてみるように言います。
友人の話からも自殺だと判明したこの事件。
これをきっかけに、二人の小説で決まっていなかった探偵の名前が、
仮面探偵に決まります。
それから、二人は、次々に殺人事件に出くわしていきます。
合宿で言った洋館でカップルの女性が殺される事件。
大御所作家がホテルの部屋で殺された事件。
万里の友達が殺されそうになる事件。
そして、事件現場には必ず仮面探偵が現れ、
それぞれの事件は、幽霊の存在がなければ証明しえない現象が。
また、万里の隠れた能力も判明し・・・?!
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仮面探偵 まとめ
幽霊が大きく事件を動かしているという、
オカルトなホラーですが、
話の骨子がしっかりしているので、ミステリーとして楽しめました。
また、主人公二人のキャラクターが両極端で、
そのバランスがとても魅力的です。
仮面探偵の正体もまだ明かされていないので、この後の展開が楽しみです。
「仮面探偵」は4巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、オカルトの要素を含んでいますが、ミステリーとして楽しめる作品です!
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