長神先生の
「ふつつかな父娘ではありますが」を読みました。
生まれも育ちも全く違う二人が
ある日突然養子縁組により“オヤコ”になってしまった?!
歳の差約10歳の“父娘”のホーム・スイート・ラブ。
「ふつつかな父娘ではありますが」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ふつつかな父娘ではありますが のあらすじ
穂積苗(15)は両親を早くに亡くし、
遠い親戚の営む定食屋で居候として働いて暮らしていました。
おじさんやおばさんには感謝している苗ですが、
その冷遇ぶりは不憫なもので…。
道行くお年寄りを助けたりと、
とっても優しくお人よしで真っ直ぐな性格の苗。
イイ子過ぎて涙がちょちょぎれるぅ~。
まるで小公女のようだなぁと。。
そんな苗を不憫に思いなんとか幸せになってほしいと
思っていた定食屋の常連客のおじいさん…、
その人こそ大財閥桐生グループの総帥で、
なんと全財産を譲るというのです!!
そんなわけで?なぜか勝手に養子縁組の手続きがとられ、
ある日突然『桐生苗』になり、
総帥直系の孫でたった一人の家族という桐生馨と
「父娘」にされてしまうのでした。
無茶苦茶な話ではありますが、
そうして一緒に暮らすことになった苗と馨。
馨は新進気鋭の経営コンサルタントで
メディアに引っぱりだこの人気者。
彼は独立資金を得られるということでこの話にのっただけで、
苗のことは金目当てで祖父をたぶらかしたと思い、
最初はなれあう気など全くありませんでした。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ふつつかな父娘ではありますが のネタバレと感想
仕事が多忙を極め家でも冷たい態度の馨、
ある日過労が重なり倒れた馨を見て苗は、
「私自分のことばっかりで桐生さんのこと見えてなかった。
本当は誰よりも努力家でお祖父さん思いで意地っぱり、
そんなあなたの力になりたいって思った」
と健気な笑顔を見せお弁当を作って公園へ連れ出しました。
それからは得意の家事をこなし、
馨のために料理を作るのが毎日の楽しみと明るく過ごす苗に、
馨も次第に優しさの片鱗を見せるようになっていきます。
そうして最初は衝突ばかりだった二人は
少しずつ“家族”としての絆を深めていきます。
パパラッチの目から見ても
馨は本当に苗が大事、
苗も馨が大好きで信頼しきってると映ります。
一時馨と離れて落ち込む苗に友人は、
「大事な人と離れて寂しいのなんて当たり前、
ワガママなんかじゃない、むしろ遠慮しすぎ。
もっと自分の気持ち話してみなよ。
自分だったら相手が悩んでるのに打ち明けてくれない…
そんなの嬉しい?
お互いをぶつけ合えるのも相手を信頼してるからだよ」
と助言してくれます。
いやーなんとも的確なお言葉に脱帽です!素晴らしい。
馨のほうも、
「君といると疲れる…何を考え何に悩んでいるのか、
どうにかしてやれないか…そんなことばかり思う。
こんなに人に振り回されるのは初めてで、なのに苦ではないんだ」
と幸せそうに嬉しいこと言ってくれちゃいます。
はじめはあんなにクールで厳しい印象だったのに、
こうもあっさり変わるもんですねぇ~。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ふつつかな父娘ではありますが まとめ
こんな二人ですが彼らは桐生グループの総帥の子と孫。
周りが放っておくはずはありません。
使用人頭のトミさんはともかく、
苗のクラスに転校してきたミライくんは、
なにやら裏の顔があるようで…?!
「ふつつかな父娘ではありますが」は5巻まで出ています。
「ふつつかな父娘ではありますが」は現代版小公女のような作品でした!
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら