馬瀬あずさ先生の
「片想いの逆襲」を読みました。
何をやっても必ず大失敗をする女の子と
完璧超人とまで呼ばれる男の子の、ちょっと変わった恋模様です。
「片想いの逆襲」で検索して下さいね。
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片想いの逆襲 のあらすじ
高校一年の不動さんは
とにかく何をやってもことごとく失敗ばかり。
おかげでみんなに馬鹿にされ、
クラスの雑用を押しつけられたりしています。
そんな不動さんを徹底的にサポートして
カバーしてくれているのが完璧男子の霧島くんです。
彼は過去4つの運動部でエースになり、
さらに成績優秀、何をやっても器用な男の子なのです。
文化祭でたこ焼き屋をやった時は、
作ったたこやきを全部床にぶちまけた不動さん。
すかさず桐嶋くんがでてきて不動の失敗は想定内だ、
と材料が3倍用意してあることをみんなに説明します。
それでもさらに切ってあるタコを床にぶちまける不動さん。
さすがに霧島くんも出てけ~と叫びます。
だけどちゃんと出来上がっているたこ焼きの包みを
ひとつ不動さんにそっと渡してくれるのでした。
不動さんがあまりにも失敗ばかりでちょっと驚きですね。
みんなで作った食べ物を床に落としてしまったのに、
それほど反省してる感じもないのがちょっと気になりますが…。
とはいえ、不動さんは霧島くんが好きなんですね。
彼に女の子扱いしてもらいたいみたいです。
霧島くんにお礼のジュースを運んでいる不動さんは
またしても転んでしまい霧島くんの頭からジュースをかけてしまいます。
それでも笑ってワリーワリーという不動さんなのですが、
そんな不動さんに霧島くんはみんなみたいに少しはサボれはいいのに、と言います。
出来る子がさぼるのとダメな子がサボるのは違うから…
という不動さんに俺は不動がダメだと思ったことないから、
と霧島くんは言うのです。
霧島くん大人だわ…。
読者のわたしですら不動さんのドジっぷりに
ちょっと心がざわざわするのに、
霧島くんさすがです、さすが完璧超人。
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片想いの逆襲 のネタバレと感想
読書感想文の課題がまだ終わってない不動さんのために、
桐嶋くんは誰もいない教室で不動さんに課題のポイントを教えてくれています。
すると不動さんは逆に桐嶋くんに質問を始めるのです。
あたしの顔で好きなパーツはどこですか?
あたしの体で触りたいと思うのはどこですか?
たまには一生懸命あたしのこと考えろ、
馬鹿女に振り回されてみろ、完璧男。
という不動さんのモノローグなんですが…。
いや桐嶋くんは不動さんのフォローに
これだけ立ち回ってるんだから、
頭の中相当不動さんのことだらけですよ。
たとえ恋愛感情がないにしてもです。
質問の途中で赤くなって帰ってしまった霧島くん。
不動さんは、あたしはいったい何をしているんでしょう…
と反省してますけどね。
まずは課題をやったほうが良いのでは、と思いますよ。
体育祭の準備が始まり不動さんは
クラススローガンの垂れ幕を縫い合わせる担当になりました。
以前に家庭科の課題を上手に仕上げたのを
クラスメイトも覚えててくれたのです。
でも、それは霧島くんに手伝ってもらったからなのです。
今回も桐嶋くんは手伝ってくれようとしましたが、
不動さんは気まずくて断ります。
ですが案の定ひとりでの作業は全く進んでいきません。
それでも何とか夜10時には完成しました。
霧島くーん、やったよーと独り言を言う不動さん。
教室の窓から完成した垂れ幕を下ろそうとすると、
危うく垂れ幕が下に落ちてしまいそうになりました。
すんでのところでそれを止めたのは桐嶋くんでした。
独り言で俺を呼ぶくらいなら初めから手伝わせろよ、と言う桐嶋くん。
思わず桐嶋くんに好きです…と告白する不動さん。
桐嶋くんは次に触りたいのは?の質問をもう一度して、と言います。
その通り質問する不動さん。
「全部だよ、好きだから。」
と言って不動さんを抱きしめる桐嶋くん。
ハッピーエンド!
なるほど~。
いやいやつっこみどころ満載でしたが、
ページ数が少ない割にイベントを盛り込みすぎた感じがありますね。
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片想いの逆襲 まとめ
もうちょっと絞り込んで良いとこなしだった
不動さんの良いところをクローズアップしてほしかったな~
という気がします。
何はともあれ不動さん、霧島くんお幸せに。
「片想いの逆襲」はプチデザで4巻まで出ています
全て違うお話になっているので続きも読んでみたいですね。
様々なシチュエーションの片想いが出てくる作品でした。
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