白沢まりも先生の
「野ばらの森の乙女たち」を読みました。
幼馴染の少女二人が、憧れのお嬢様学校に入学し、
そこでの寮生活を通して女の子同士の恋が
芽生えていくというストーリーです。
「野ばらの森」と称された「女子校という限られた空間で、
外の世界とは隔離された独特の世界観で物語が進んでいき、
柔らかいタッチの作画に癒されます。
女性同士の恋のお話ですが、いやらしさはなくさらりと読めます。
「野ばらの森の乙女たち」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
野ばらの森の乙女たち のあらすじ
西園寺初美(さいおんじはつみ)が、
幼馴染で親友の穂波さくら(ほなみさくら)と一緒に、
憧れていた名門お嬢様学校・音羽女学院へ入学するところから
物語は始まります。
初美とさくらは幼稚園も小中学校も、
何をするにも一緒でした。
ずっと一緒にいる幼馴染というはちょっと憧れますね。
高校だったり大学だったり、
何かしら進路は分かれていってしまいますから。
そんな二人は音羽女学園の寮で
ルームメイトとして暮らすことになります。
あるとき、初美は足を滑らせて転びそうになったところを
二年生の三条泉(さんじょういずみ)に助けられます。
その容貌から、泉を見て「王子さまみたい」
と思った初美。泉は同室の白川繭子(しらかわまゆこ)とともに
「音羽の華(ソーシャライツ)」と呼ばれていました。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
野ばらの森の乙女たち のネタバレと感想
「音羽の華」とは家柄もよく
生徒から慕われるものに与えられる称号で、
泉と繭子はほかの生徒からも絶大な人気がありました。
初美は、そんな泉から何かと目をかけられて、
ドキドキと胸がときめきます。
そんなある日、初美とさくらは
花園で泉と繭子がキスをしているところを目撃してしまい・・・。
まさに「禁断の花園」といった感じですね。
実際の女子高生活というのは知らないのですが、
思わず想像したくなってしまいます。
泉と繭子のキスに対して、
「こんな風にふざけていたんじゃないの」と言って、
さくらが初美にキスをするふりをします。
その後「本当にキスしたら初美はどんな顔をするんだろう」
と独り言を言っていたさくらは、
やっぱり初美が好きなのでしょうか。
初美をかわいがる泉に対してもけん制していましたし。
いつから初美が好きなのか気になります。
ずっと自分の気持ちを隠していたのだとしたら、
切ないですね。
繭子も泉が好きなようで、言動に初美への嫉妬を感じます。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
野ばらの森の乙女たち まとめ
まだ、読んでいる途中ですがこの先どうなっていくのでしょう。
作画も物語の雰囲気も柔らかくて、
時間の流れがゆっくりに感じるような作品で、なぜか懐かしさを感じます。
この作品は全2巻で、完結しています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら