槙ようこ先生×持田あき先生の
「ピカ☆イチ」を読みました。
普通以上に目立たない!
地味で日陰にいた高校生が学校の悪を成敗する!
痛快下剋上ストーリーです。
「ピカ☆イチ」で検索して下さいね。
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ピカ☆イチ のあらすじ
入学して5か月、
地味すぎるルックスと名前で、
いまだにクラスの誰にもその存在を認められていない鈴木花子。
彼女がこの名門高校に入ったのには訳があります。
それは愛種高校の校則でした。
1. 常に人のために
1. 友を大切にする
1. 正々堂々とする
この校則に惚れて必死で勉強してこの高校に入学したのです。
生徒手帳を開きこの校則を見ては涙している花子は、
少しでもみんなの役に立つために
花壇の花の手入れを欠かしません。
同じく生まれつき存在感の薄すぎる男、鈴木太郎。
彼も花子と全く同じ理由で愛種高校に入学してきました。
そしてふたりの共通点は
任侠映画が好きだということ。
放課後、特に友達との用事もないふたりが向かうのは
任侠映画の映画館です。
映画を見ながら、
こんな風になりたいと思うふたりは本当に純粋です。
高校に入っても相変わらずな自分、
理想をかかげるだけでまったく前進しない日々、
そんな毎日に少しずつ傷ついてる自分がいる。
ふたりのこのモノローグは、
普通に生きている人にとっても共感できるような気がします。
そして二人は生き方すら変えてしまう出来事を
目撃することになるのです。
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ピカ☆イチ のネタバレと感想
博愛の校則をうたっている愛種高校なのに、
実際には模試で最下位になるった生徒に
凄惨なリンチをくだしていたのです。。
リンチをしているのは頭の良い“特進クラス”のグループです。
他の生徒たちも見て見ぬふり、鈴木花子、太郎は
それぞれがリンチを目撃し、
それぞれがリンチをやめさせるために立ち上がります。
地味なルックスを改め、
尊敬するましゃこ姐さんのように前髪を上げコンタクトにし、
短いスカートの制服の上にスカジャンを羽織りさっそうと現れます。
太郎も眼鏡をコンタクトにし、
制服を着崩して登校しました。
ふたりは、学校内の悪を
懲らしめるために生まれ変わったのです。
ん~かっこいいですねぇ。ふたりとも。
悪い奴らはとっちめちゃってください。
ところが制服を着崩しちゃってることで、
教師たちから学校から閉め出されてしまうのです。
そこを助けてくれたのが、保健医の村瀬です。
そして彼は今後も2人の手助けをしてくれる、
頼もしい味方になってくれるのです。
視聴覚ホールでは
また新たな犠牲者が出ようとしていました。
模試最下位の真中光輝です。
ホールの天井から吊るされ、
いたぶられていたところを2人が助けます。
ふたりに感化された真中は自分も不良スタイルに、
そしてふたりの仲間になります。
その後もアイドルデビュー直前の美少女生徒が仲間になったりと、
学校内でも特進クラスのやり方に不満を持つ生徒が
少しずつ味方になっていくみたいですが…。
面白いですねぇ。
鈴木太郎はじめ、出てくるメンズは全員イケメンです。
話の展開も面白いしキャラクターもたっていて、
ついつい入り込んじゃいますね。
槙ようこ先生の作画もとっても美しいです。
お話は妹の持田あき先生が担当されているようで、
姉妹でこんなに素敵な作品が作れるなんて羨ましいです。
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ピカ☆イチ まとめ
さて鈴木太郎、花子は特進クラスのリーダーで理事長の息子、
道玄直治とどう戦っていくのでしょうか。
続きがとっても気になります。
「ピカ☆イチ」は7巻で完結しています。
自分を変えたい!と思っている乙女たちにぜひ読んで欲しい、
青春アクションストーリーでした。
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