桜井真優先生の
「悪魔とケイヤク」を読みました。
一家離散でひとりぼっちになった女子高生。
そんな彼女を担保に、
お金をかしてくれる銀行員。
彼は悪魔なのか、それとも…。
「悪魔とケイヤク」で検索して下さいね。
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悪魔とケイヤク のあらすじ
父親の経営する工場が倒産し、
一家離散という過酷な状況に、置かれている結衣。
彼女は自分を担保に、
お金を貸してくれるよう、銀行に直談判に行きます。
もちろん銀行からはつまみ出され、
結衣は当たり屋まがいのことまで
しますが、それも失敗します。
その時、結衣を車でひきそうになったのが、
銀行員の蒼井です。
結衣は蒼井に、
自分を担保に金を貸してくれるよう、
頼みますが相手にされません。
それでも必死に頼み込む結衣。
泣きながら、お金のためなら何だってしますから、
という結衣を蒼井は自宅に連れ帰ります。
翌日、蒼井の自宅で目を覚ました結衣に、
蒼井は契約書と返済計画を見せます。
その契約書によれば、借金の半分を、
蒼井が肩代わりすることになっています。
もちろんそれには条件があり、
偏差値60以上の大学に進学すること、
就職ランキング100以内の会社に就職し、
安定した収入を得ることとあります。
そのために生活全てを、
蒼井の管理下におかれ、全ての時間と労力を、
勉強に費やすよう言われます。
その条件を飲み
契約書にサインをする結衣。
そうして銀行員、蒼井との生活が
スタートすることになりました。
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悪魔とケイヤク のネタバレと感想
黒髪メガネの蒼井はなかなかの、
イケメンですが、どうして結衣にお金を
貸してくれる気になったのでしょうね。
結衣の体が目的ではないようですが…。
蒼井との同居生活が始まり、
彼の性格もわかり始めた結衣。
毒舌で皮肉屋ですが、
仕事を真剣に頑張っていて、
いつも疲れて帰ってくることを気に掛けるようになります。
蒼井も、勉強を頑張っている結衣のために、
温かい部屋を提供してあげたり、
参考書を買ってくれたり、
外食に連れ出してくれたりもするようになります。
もちろん、全て毒舌を吐きながらで、
全く素直じゃないんですけどね。
結衣の母親は男と逃げ、父親も置手紙を残して、
いなくなっていたので、
強がっている結衣の心には、
いつも大きな不安がありました。
そんな彼女に、
蒼井は蒼井なりの言葉で励まします。
「結衣に貸した金は必ず、回収できると踏んだんだ。
俺は結衣の将来に期待している」
結衣の心に蒼井への信頼と、
愛情のようなものが芽生え始めています。
その後、父親が突然帰ってくることになり、
結衣は蒼井の部屋から黙って、出ていくのですが、
蒼井は息せき切って追いかけてきます。
お前は俺の管理下に置かれているんだから、
しょっちゅう会いに行くからな、と
ちょっと赤い顔の蒼井。
蒼井のほうも、どうやら結衣に対して、
担保以上の気持ちを持ち始めているような感じです。
ツンデレですね~。
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悪魔とケイヤク まとめ
この先ふたりはどうなるんでしょうか。
続きが気になります。
「悪魔とケイヤク」は4巻で完結しています。
毒舌銀行員と借金女子高生の、
契約ラブストーリーでした。
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