亡くなった祖母には
『飯カレ』なるものがいたー?!?
飯カレって何??
カレってことは男?
一緒にご飯食べてた…ってことだよね?!
お互いひとり身のお年寄り同士って感じ?
でも葬儀には来ていなかったようだし…。
そんなところから始まるお話です。
「飯カレ」で検索して下さいね。
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飯カレのあらすじ
女性が作ったご飯を男性が食べる、
とくに恋愛関係というわけではなく
それだけの男女関係を描いた、
各話読み切りのオムニバス集です。
それぞれ完結したお話なので
さらっと気軽に読むことができます。
全体的にほっこりする内容だし、
出てくるご飯も素朴で、
人物も柔かい印象の人達なので、
疲れたときに読むと癒される…かもしれません。
『ふき味噌』のお話では、
祖母の死を機に東京から田舎の実家に戻ってきて、
広い家に一人で暮らし始めた
女性の話が描かれています。
祖母のカレンダーに記されていた
『飯カレ』という男性の名前。。。
そしてやってきた
遮光器土偶に似たそこはかとなく失礼なオトコ(笑)
ふきのとうを見つけいきなり
『ふき味噌』を作ってくれ!
なんてありえない展開ですよね(笑)
一応それには理由があるんですが…。
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飯カレのネタバレと感想
そんな男性・上条に
「えらそうにっ、とっとと帰れ」と
心の中で言いながらも
ちゃんと作ってあげる女性・菜月。
上条は菊さん(おばあちゃん)に謝りたかった
思い出の『ふき味噌』だったんですね。
世話を焼いてるうちに
上条のどっか失礼でわがままなのが、
じーちゃんに似てるということに気づき納得する菜月。
そっかぁコイツのどうにも憎めないところ、
ばーちゃん楽しかったんだろうな…、
と『飯カレ』のイミというか
良さみたいなものを理解したんですねぇ。
そうして上条は今度は菜月の飯カレになる…
というオチ。
現段階では恋愛関係にないけれども、
その後の関係をなんとなくに
おわせるお話だったりで、
“女性が胃袋で男性を掴む”といった教訓?
じみたものも、暗に描いているのかもしれませんね。
『梅のおにぎり』では、
誰かと一緒にご飯を食べるということの効能(!)
が描かれています。
苦手な食べ物も誰かと一緒に話をしながらとか、
ちょっと工夫して美味しく食べるコツを考えるとか、
そうして食べると全然違ったものになってくるという、
もしかしたら誰しもどこかで経験したことがありそうな、
そんな素朴なお話が読めます。
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飯カレ まとめ
トラウマだって
ちょっとずつ克服できたりするんです。
やっぱりご飯は美味しく楽しくが一番!というお話~。
「飯カレ」は4巻まで出ています。
「飯カレ」はどこか懐かしくほっこりできる素朴な作品でした!
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