あゆかわ華先生の
「やっぱ愛でしょう!」を読みました。
思春期真っただ中の女子中学生とクラスメイトのラブコメディです。
1998年に月刊誌の「りぼん」で連載されていた作品で、
当時を懐かしく思いながら読みました。
主人公がエッチなことに興味が出てくるお年頃の女の子で、
連載当時読んでいたときはその内容にドキドキした記憶があります。
今読み返してみるととてもかわいらしい内容なのですが、
当時の小中学生にとっては「少し大人の世界」という感じがしたんでしょうね。
「やっぱ愛でしょう!」で検索して下さいね。
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やっぱ愛でしょう! のあらすじ
物語のヒロイン・駒由(こまゆ)は中学二年生。
ファーストキスもまだ経験したことがないのですが、
エッチなことに興味がわいてくるお年頃です。
学校では親友のヨネちゃんと
ちょっぴりエッチな雑誌を読んだりして恋愛について勉強していました。
そんな駒由ですが、実はクラスメイトの健(たける)に片思い中です。
健のために少しでも可愛くなろうと頑張る駒由ですが、
健が他の女の子と話しているのを見ると変に勘ぐってしまったり、
恋をしていてもキレイになるどころかモヤモヤしてばかりでした。
ヒロインの気持ちに共感できて良かったです。
中学生の頃を思い出して懐かしい気持ちになりました。
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やっぱ愛でしょう! のネタバレと感想
そんなある日、健は駒由が飲んでいたメロンコーラを
一口くれと言ってきたのです。
「間接キス」だと密かに喜ぶ駒由。
そしてその日の午後、健と一緒に歩いていると、
なんとヨネちゃんとヨネちゃんの彼氏・サブローが
キスをしているところに遭遇。
それ以来、駒由はファーストキスを健としたいと意識してしまうように。
頭の中は健とのファーストキスでいっぱいの駒由ですが、
健と他の女の子が楽しそうに話しているのを見て
また嫌な気持ちになってしまいます。
そして健がその女子からジュースを
一口貰おうとしているのを見てしまった駒由は・・・。
自分にとっては健との間接キスは宝物のようなものだったのに、
健にとってはなんでもないことだったのかとショックだったんでしょうね。
ヒロインの気持ちがわかりやすく書かれていていいですね。
頭ではわかっていても好きな人のことになると
意地の悪い考え方をしてしまうヒロインの気持ちは、
女の子なら誰しも経験があるのではないでしょうか。
猛との間接キスのジュースの空き缶を
「持って帰る」と言った駒由はちょっとストーカーじみていた気もしますけど、
「恋する乙女」のパワフルさはよく伝わってきました。
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やっぱ愛でしょう! まとめ
特にヒロインが欠点のある普通の女の子だというところは
とても好感が持てました。
女の子でもエッチなことに興味はあるし、好きな人との妄想もするし、
リアルな10代の女の子が描かれていて楽しめました。
大人にも女性にとっても思春期を思い出させる作品で、
十分に楽しめると思います。
この作品は全2巻で、完結しています。
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