野切耀子先生の
「私のオオカミくん」を読みました。
この漫画は、北海度に転校してきた楠木こむぎが
人間に化けた狼、大神結に恋をしてしまう青春恋愛漫画です。
「私のオオカミくん」で検索して下さいね。
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私のオオカミくんのあらすじ
この漫画の主人公である楠木こむぎは、
都会でのいじめを苦に北海道に転校してきます。
女子にハブられることの恐ろしさを知っていたこむぎは、
グループから浮かないように
地味な女子を心がけるのですが、
たまたま隣の席になった学園の人気者、
大神結に何かと気にかけられてしまい、
またもや女子に陰口を言われるようになります。
折角引っ越してきたのにも関わらず、
またいじめられるのは嫌だ!
と思ったこむぎは、
結から必死に離れようとしていたのですが、
結にかけられた言葉によって
徐々に過去のトラウマを克服し、
次第に心を寄せていくようになります。
こむぎちゃんはもともと、
いじめられていた子を庇って
逆に自分がいじめのターゲットになってしまったという、
とても正義感の強い女の子なので、
素直に幸せになってほしいなぁ…!
と思いました。
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私のオオカミくんのネタバレと感想
大神結もまた、
イケメンでなおかつ気遣いができるという心優しい男なので、
絶対に二人はお似合いだ!と思っていたのですが、
なんと大神結は人間に化けた狼だったのです!
ある日、偶然こむぎは耳と
しっぽを生やした大神結に遭遇してしまい、
それを機に他にも学園で人気者だった男の子たちが実は、
狐と狸と二叉が化けた姿であったことを知ります。
なんとなく、狐はツンっとしてそう、
狸はほんわかとしてそうなど、
動物それぞれにイメージがあるのですが、
まさにその通りの男の子たちで、
動物の名前を聞いてすぐに納得がいきました。
そんなちょっとツンっとしている狐に、
結を「好きになるなよ」と釘を刺されたこむぎは、
動物相手にまさか恋心を抱くわけがない、
と思っていたのですが、
父親との仲を深めるきっかけをくれたり、
女子のいじめから庇ってくれたりなど、
どんどんこむぎの心に迫ってくる結に、
こむぎはつい「好き。」と伝えてしまうのですが、
「今の聞かなかったことにしていい?」と言われる所で一巻が終わります。
この漫画はまず、
なんといっても作画が本当に可愛らしいです!
私好みの絵柄だったので、
読んでいてとても心が弾みました。
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私のオオカミくん まとめ
結はもともと狼と人間の間に生まれた子供だったのですが、
人間である母親に捨てられるという経験を持っているため、
だから人間との恋も避けているのかなぁ、
と勝手に推測しているのですが、
そうなるとこむぎが凄く報われない恋をしているなぁ、
と思ってしまって、切なくなりました。
「私のオオカミくん」は四巻まで出ています。
この漫画は、人外との恋愛という何とも心躍るテーマを、
可愛らしい絵柄で彩った、
良いこと尽くめの漫画でした!
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