漫画:桜井まちこ先生、原作:イアム先生の
「ウソツキチョコレート」を読みました。
この漫画は、男性への拒絶反応で出てしまう蕁麻疹のせいで
臆病に生きてきた主人公、美亜が、
「はい、辛いことや悩みごとを軽くする成分入り。」
と見知らぬ人に唐突に差し出されたチョコレートを食べたことをきっかけに、
自身の男性恐怖症を少しずつ克服していこうと前向きになるお話です。
「ウソツキチョコレート」で検索して下さいね。
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ウソツキチョコレート のあらすじ
この漫画の主人公である種田美亜は、
過去に父親から受けた虐待をきっかけに、
男性恐怖症になってしまった女の子です。
男性に触れられるだけで蕁麻疹を発症してしまう彼女は、
偶然蕁麻疹を見られた時クラスメートに
「気持ち悪い」と言われたことがトラウマとなり、
それ以来例え告白されたとしても、
絶対に男性と関わりを持とうとはしなかったのです。
そんな中、ある日彼女はとあるビルの屋上で一人の男性と出会います。
自身の名前を「ウソツキさん」だと名乗る彼は、
屋上で一人泣いていた美亜にチョコレートを手渡しながら
「なにかあった?」と声を掛けます。
最初はそんな「ウソツキさん」に不信感を抱いていた美亜でしたが、
名前も職業も何一つ知られていない、
今後関わるのかも定かじゃない彼の存在は、
誰かに自身の悩みを打ち明けたいと
ずっと苦しんでいた美亜にとって格好の人となり、
美亜はついに自分が「男性恐怖症」であることを打ち明けます。
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ウソツキチョコレート のネタバレと感想
すると彼は一言、
「治す努力もしないでただただ過去のトラウマに囚われてるだけって
なんかもったいなくない?」
と言い放ちます。
彼女の悩みがいかに深刻であるかは、
漫画を読んでいてひしひしと伝わってきていたので、
正直ウソツキさんのこの冷たい返答にびっくりしてしまったのですが、
言っていることは至極真っ当な内容で、
私まで心が動かされてしまいました。
美亜もまた、ウソツキさんのそんな正直な返答に心が動かされ、
前日付き合ってほしいと告白されていた男の子、
大橋くんと友達になることを決めます。
ウソツキさんにしか打ち明けていなかった男性恐怖症の話も全て話した所、
「気持ち悪いとかそんなの絶対ないから」
と予想外の温かい返事を受け取ることができた彼女は、
少しずつ男性恐怖症を克服できていることに喜びを感じていたのですが、
美亜の男性恐怖症をクラスメートとの
話のネタにしている大橋くんの姿を偶然見つけてしまったことによって
彼女は再び男性に対して疑心暗鬼になってしまうのです。
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ウソツキチョコレート まとめ
この漫画はウソツキさんと美亜の今後の関係性が気になるお話でした。
ウソツキさんは男なのにも関わらず、
美亜が唯一自分から話したいと思った男性です。
今まで男性恐怖症だった彼女が、
どうやって年上の彼と心を縮めていくのか、
今後の展開が気になりました。
「ウソツキチョコレート」は九巻で完結しています。
この漫画は、チョコレートが
人を前向きな性格に変えるちょっと不思議な心温まる漫画でした。
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