ひろちひろ先生の
「年下の男の子(1)」を読みました。
この漫画は、五人姉弟の長女、美幌が通学路で偶然一歳年下の宮尾君を助けた所、
末っ子気質の彼にすっかり懐かれてしまい、美幌も「弟のようで可愛い!」と思っていたら、
ある日突然宮尾君に「年下だけど弟じゃないから」と言われ、
年下の彼を急に男として意識し始めてしまう初心な恋愛を描いた少女漫画です。
「年下の男の子」で検索して下さいね。
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年下の男の子 のあらすじ
この漫画の主人公である七草美幌は、
四人の男の子を弟に持つ五人姉弟の長女です。
いつも争いが絶えない弟たちの仲裁に入りつつ、
年下男の子の面倒を見ていた彼女は、
ある日偶然、通学路で困り果てている宮尾智英という男の子に出会います。
自転車のチェーンが外れてしまって、
このままでは学校に遅刻してしまうと言った彼は、
美幌が同じ高校に通っている先輩だということに気付くと、
美幌に「自転車に乗せて行ってほしい!」と頼み込み、
気付けば初対面の二人は、同じ自転車に乗って
学校に通学することになっていたのです。
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年下の男の子 のネタバレと感想
その日を境に美幌のクラスにまで入り浸るようになった智英のことを、
美幌は自分の弟のように可愛がっていたのですが、
「私宮尾君の事弟みたいでかわいくってさ、ついつい世話を焼きたくなっちゃう」
と口にした所、
その一言を聞いた智英はすっかり不機嫌になってしまい、
それ以降美幌の下に智英が来ることはなくなっていました。
まるで赤の他人であるかのように振る舞う智英に対して、
ちょっとだけ胸が痛むことを自覚した美幌は、
事情を聞くため智英を追いかけた所、
「俺年下だけど弟じゃないから」と言われてしまい、
その言葉に美幌は、今まで感じたことのない
胸のときめきを感じるようになります。
四人の弟に囲まれた環境で育ってきたからこそ
年下の男の子の扱いは手馴れていたはずの美幌が、
一個年下の智英に翻弄されている姿は、とても初々しくて可愛く見えました!
智英もまた、お姉さんのように振る舞う美幌に対して、
「弟じゃないから」なんて言いつつ内心焦りを感じていて、
全く余裕のない二人の恋路は、読んでいてとても心が温まりました。
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年下の男の子 まとめ
この漫画で私が一番心を動かされたシーンは、
美幌の弟の「二人は付き合ってるの?」という質問に対して、
智英が「あ、違います」ときっぱり言い切った場面にありました。
最初は読者も美幌と同じように「え!?違うの!?」と思ったのですが、
「美幌さんと釣り合う男になったら告白するから」
という智英の真面目な一言を見て、
智英の誠実さが伝わってくる一言だなぁと思いました。
「年下の男の子」は四巻で完結しています。
この漫画は、恋愛に対して初々しい二人に、
読者までドキドキしてしまうお話でした!
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