神尾葉子先生の
「虎と狼」を読みました。
高校1年生の鳥沢美以はおばあちゃんと2人暮らしで、
定食屋をやっています。
粉雪が降る寒い夜、
お互いをトラとオオカミと呼び合う
美しい2人の男が店にやってきて…!
BL好きな美以の妄想が膨らみますが…?!
「虎と狼」で検索して下さいね。
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虎と狼 のあらすじ
美以のおばあちゃんがやっている定食屋、
ひまわり食堂は50年続く年季の入ったお店。
今ではほとんどの料理を美以が作っていて、
その味は食べたらわかる!
皆が笑顔になれる美味しさ!!
同級生に古さをからかわれて
恥ずかしく思ったこともあったけど、
今はもうそんなこと気にしてません!
ある日やってきた2人の男性客…。
トラとオオカミこと千谷虎次と大上謙。
近所の国立大の学生の2人はとってもイケメン同士。
BL好きの美以としては思わず妄想が駆け巡ります(笑)
ぽわんとした優しい印象のトラに対し、
オオカミの方はなんだか
イチイチ言葉にトゲがあってやなカンジ!
でもオオカミのかんじわるーッなところと
かわいさ爆発の邪気のないトラは
結構いいバランスの組み合わせですよね~。
こんな2人が美以の料理を美味い!!
と食べてくれるんだから、
そりゃ自信も回復するし百人力かも。
美術をやってるトラと理系のオオカミ。
美以の店がある商店街に大型フードコートの建設予定があり、
立ち退き問題が持ち上がっていました。
その計画を進める会社の社長の息子が実はオオカミ!
だけどオオカミは父親とは不仲。
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虎と狼 のネタバレと感想
オオカミの両親は早くに離婚していて、
物心ついてから母親の手料理など食べたことがない彼は、
人が作った料理は気持ち悪いと言って絶対に食べないんだとか…。
…だから美以の定食屋でも食べようとしなかったんですねぇ。
かわいそうなもんです。
だけどある時美以が、
「ごちゃごちゃ言うのは食べてみてから!!」
と啖呵を切るシーンはなかなかの見物です。
「うちの店は見た目はボロだけど心をこめて作ってる。
料理を出すってそういうことだから」
そう言う美以はとても清々しくて素敵です。
日本画をやってるトラは画を描いているとき、
普段の温厚な彼からは
想像できない圧倒されるものがあります。
命を削るように制作に没頭し、何も食べないで…。
その作品も素晴らしく、
彼の絵に対する本気度が伝わってきます。
彼らの卒業が迫り、
もう会えないのではと落ち込む美以。
ただのお客さんや小説のモデルとしてだけの
存在ではないことをうすうす気づきながら、
何もできず別れの時は訪れて…。
そして―…。
桜の舞い散る春の日、
トラとオオカミが美以の高校に新任の先生としてやってきます。
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虎と狼 まとめ
新しく始まるトラとオオカミと
そして美以の関係や如何に…!?
「虎と狼」は6巻で完結しています。
「虎と狼」は女子の妄想を掻き立てるイケメン2人とのお話でした!
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