さぎり和紗先生の
「東京スーパーシーク様！！」を読みました。
超現実主義者で、
将来の夢は公務員で独身貴族の女子高生須軽まあや。
ある日、父親に借金の対価として、
バルクーク王国の皇太子シークに売られてしまいます。
お金をばらまくシークを受け入れないまあやですが、
シークはまあやを蜜蜂と呼び、
まあやのために借金を返すなどド派手に尽します。
しかし、シークには裏の目的があるようで・・・。
まあやはどうなっていくのしょうか？！
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東京スーパーシーク様！！のあらすじ
貧乏な家庭で育ち、お金が大嫌いなまあや。
落ちた財布を拾って横取りしようとした男子生徒を断罪するなど、
正義感も強い彼女。
風紀委員として学校を取り締まりながら、
家族のためにアルバイトに励んでいます。
そんな彼女の前に、
借金の代わりに父親にまあやの身を譲り受けたという、
金髪のアラブ人が現れます。
そのアラブ人は、
バルクーク王国の皇太子、シークでした。
このシークの登場シーン、最高に面白いです。
いきなりヘリから紙幣を降らせながら、
まあやのところに「僕の蜜蜂」と言ってやってきます。
紙幣を降らせる必要性が全く理解できませんが、
これぞシンデレラストーリーですね。
シークはまあやに一目惚れしたといい、
彼女を守ると約束します。
お金にものを言わせる態度に怒るまあやですが、
借金取りから守ってもらったりしている中で、
シークの考え方を少しずつ理解していきます。
なかなか愛を受け入れないまあやに対して、
シークは同じ高校に入学したり、
まあやの友人を改心させたりと
シークの方法で少しずつまあやとの距離を縮めて行きます。
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東京スーパーシーク様！！のネタバレと感想
そんな状況にあっても、
シークのもとを逃げ出し、
バイトに行くまあや。
なかなか根性の座った女の子です。
だからこそ、
シークは彼女を選んだのかもしれません・・・。
そんな時、まあやの前に
今度は黒髪の王子が現れてまあやを連れ去ります。
この黒髪の王子は、
シークの従兄弟で親友のアッカードでした。
アッカードは、
シークにまあやとの結婚が王になる条件であることを
まあやが知っているのかと尋ねます。
ん・・・？！
どういうことなのでしょうか？！
主人公まあやが、
古き良き時代の女子でとても清々しいです。
そんなブレないまあやと、
結局お金で解決していくシーク。
対照的な二人の掛け合いが、
ギャグ満載でとても面白いです。
一見、単純なシンデレラストーリーなのかと思いましたが、
恋愛の要素にギャグが至る所に盛り込まれています。
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東京スーパーシーク様！！ まとめ
特に、シークからまあやに贈られるプレゼントが、
アラブのイメージを大きく膨らませたもので、
本当に笑えます。
一方、お金や社会に対してシークが語る話は、
とても真面目で、為になります。
シークの秘密が明かさせたところで終わっているので、
この言葉の真相がとても気になります。
「東京スーパーシーク様！！」は6巻まで出ています。
この作品は、真面目に生き方や社会の在り方を描きつつ、
ギャグで笑える恋物語です！
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