恩田ゆじ先生の
「たべられちゃいなヨ!」を読みました。
内気で引っ込み思案な女の子が、
裏表のある性格の学校の人気者に翻弄されていくピュアラブストーリーです。
「たべられちゃいなヨ!」で検索して下さいね。
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たべられちゃいなヨ! のあらすじ
椎名真(しいなまこと)は高校二年生の女の子です。
内気でおっとりとした性格、
あまり人を疑ったりしない性格のようです。
学校では親友の木下凛といつも一緒にいますが、
ちゃきちゃきした性格の凛はいつも過保護なくらい
真の面倒を見てくれています。
そんな真はクラスメイトの赤坂龍の事が好きで、
教室ではいつもチラチラと遠くから眺めてはため息をついています。
ある日、赤坂と仲のいい結城光から声をかけられます。
結城はとても綺麗な顔立ちをしていて”天使”ともてはやされている美少年です。
しかし外見とは裏腹に結城は真に馴れ馴れしく話しかけてきました。
そして何の約束もしていないのに、
今日は一緒に参考書を買いに行く約束をしていると
みんなの前で嘘をついてきました。
びっくりしながらも赤坂くんの友達と話しが出来るのは大チャンスと考え、
真は結城と二人で帰ります。
すると結城は自分は木下凛の事が好きだから、
お互いに協力し合おうと提案してくるのです。
真が赤坂の事が好きなのはとっくにばれていたようで…。
そして早速4人で遊園地へ遊びに行きます。
結城はうまく赤坂と真を二人にしてくれるのですが、
真は肝心な時に恥ずかしく何もしゃべれません。
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たべられちゃいなヨ! のネタバレと感想
遊園地の乗り物もことごとく乗れず、結局ベンチで休むことに。
赤坂が真についていてくれようとしますが結城がそれを断り、
なぜか結城と二人で残り時間を過ごすことになりました。
結城君、最初からちょっとわかりづらい人なんですよね。
キャラが定まってないというか…。
凛が目当てならなぜそっちに行かないのか…。
実は結城君は本当は凛の事が好きというわけでもなかったんですね。
前から真の事をよく見ていて、
からかいがいがありそうで面白いから声をかけたようなんです。
凛も昔から真の世話を焼いてきて、
真に近づいてくる男をことごとく誘惑して捨てていたようで…
それはひとえに真のためなんですけどね。
自分が認めた男だったら真と付き合ってもいいと思っていたようなんですが。
結城は人の事を信じて疑わない真に
相変わらずのちょっかいを出していきますが、
やはり真の純粋さにやられていくんですよ。
今までの人生、偽善で埋め尽くされた嘘の王子様だったんですけど。
赤坂とデートに行く真にもう二人で話したりするのはやめようと言うのです。
真の目の前で結城が窓を閉めるシーンは中々印象的です。
だけど赤坂とデートをした真は、
本当は誰の顔を見て話したいのかわかってしまうのですよ。
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たべられちゃいなヨ! まとめ
最後には結城の腕の中に飛び込んでいく真。
なるほど~。
いいハッピーエンドでした。
「たべられちゃいなヨ!」は分冊版で6巻まで出ています。
キャラもいいしストーリーもなかなか面白いんですけど、
なにかあっさり終わってしまったような感じもありますね。
だけどちゃんとキュンとくるポイントはやってくるので、
少女漫画が好きな方にはぜひお勧めしたい作品でした。
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