桐岡さな先生の作品、
「シズコはオレのヨメ」を読みました。
女子高生が突然平安時代からやってきた鬼に
プロポーズされるというドタバタファンタジーです。
胸キュンなラブストーリーももちろん入っていますが、
コメディ色のほうが強い気がします。
全体的に可愛らしくて、キャラクターもなにかのマスコットの様な雰囲気がありますね。
完全な悪役というのはいなくて、
憎めないキャラクターばかりなので年齢の低い子供にも楽しめる作品ですね。
「シズコはオレのヨメ」で検索して下さいね。
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シズコはオレのヨメ のあらすじ
今から約千年前、辨慶(べんけい)という鬼が
相棒の鬼・兎若丸(うさわかまる)とともに人々を困らせていました。
辨慶は帝の娘・静姫(しずひめ)を攫って自分の妻にしてしまいます。
二人は仲睦まじい夫婦となりましたが、
静姫は病にかかり辨慶を残して亡くなってしまいます。
辨慶は静姫の死を悲しむあまり岩となってしまい、
今では「辨慶岩」と呼ばれ奉られているのです。
物語の主人公・糸珠子(しずこ)は、
そんな伝説のある田舎町に暮らす女子高生。
祖父と二人暮らしですが、のびのびと明るく育っていました。
絵がすごく可愛いです。ほのぼのした感じがいいですね。
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シズコはオレのヨメ のネタバレと感想
そんなある日の朝、なんと辨慶岩が突然割れてしまいます。
その日は糸珠子の16歳の誕生日でしたが、
知らせを受けた糸珠子の祖父は辨慶岩のもとに出かけてしまい
糸珠子は一人で朝食をとることに。
結婚できる年になったことを感慨深く思いながら
朝食の席につこうとした糸珠子ですが、
そこには見知らぬ男が。
その男は糸珠子を見るなり「静!」
と叫んで抱きついてきたのです。
なんとその男はあの辨慶で、
辨慶岩をかち割って出てきたというのです。
しかも静姫の生まれ変わりである糸珠子を迎えに来たらしく・・・。
鬼の辨慶がおちゃめで可愛いですね。
頼りになる感じはあまりないですけど。
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シズコはオレのヨメ まとめ
実は糸珠子には生まれつき頭から角のようなものが生えていて、
それは前世で静姫が亡くなる時に自分の身代わりにと
辨慶が自身の角を片方折って静姫に渡していたからだと分かります。
そのせいで自分が静姫の生まれ変わりだと証明してしまった糸珠子は、
辨慶から猛烈なアプローチを受けることになるのです。
とにかくポップで可愛らしい作品でした。
牛若丸にちなんで名付けられた敵役の兎若丸が個人的にツボです。
少女漫画らしさ全開で正直言えば結末は予想できますが、
ハッピーエンドだとわかっていても楽しめる作品だと思いました。
この作品は全3巻で、完結しています。
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