黒乃奈々絵先生の
「新撰組異聞 PEACE MAKER」を読みました。
時は幕末、混乱の時代。
新しい道を歩み始めていた日本。
主人公・鉄之助の新撰組入隊から池田屋事件までが
描かれた新撰組アナザーストーリー!!
「新撰組異聞 PEACE MAKER」で検索して下さいね。
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新撰組異聞 PEACE MAKER 2巻のあらすじ
元治元年(1864年)3月・京都。
両親を長州藩士に殺された市村鉄之助(15)は、
強くなりたい一心で兄・辰之助に続いて新撰組の門を叩きます。
しかし見た目と態度の悪さから“チビ”とあしらわれ、
なかなか入れてもらえません。
そんな折子豚を散歩させる長髪の青年と出会い、
新撰組に取り次いでもらえることになり…!?
まず鉄之助のキャラクターが
とっても主人公らしくていいですね。
真っ直ぐで一本気で愚直で、
情熱とパワーが溢れていて、
そしてちょっとおバカで(笑)。
兄の辰之助との掛け合いも面白いです。
そして辰之助自身も魅力的な人物です。
両親が亡くなってから鉄之助の親代わりとなり、
いつも無茶苦茶な行動をする弟に振り回されて、
神経性胃炎持ちになりながらもとっても鉄之助を大事にしていて。
優しさが滲み出ているようです。
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新撰組異聞 PEACE MAKER 2巻のネタバレと感想
二人が出会ったその青年こそ
新撰組一番隊隊長・沖田総司…!
そうして新撰組局長・近藤勇にも認められ、
なかなか認めてもらえなかった新撰組副長・土方歳三にも
沖田に免じて採用が許され、
はれて入隊となった鉄之助。
しかし与えられたお役目は土方の小姓というもので
少々不満気味な様子。
そこにはもう一人の小姓であり新撰組監察方・山崎烝という
存在もあり勝手に競争心をあおられる鉄之助。
また二番隊隊長・永倉新八や十番隊隊長・原田左之助といった
新撰組の面々も登場し、
彼らもとても魅力的なキャラクターとして描かれています。
このへんはやはり人気の衰えぬ新撰組ならでは!ですねえ。
そしてそれを勢いのある作画がさらに盛り立てている感じです。
コミカルなシーンも面白いですが、
やはりシリアスな緊迫した場面の説得力もある、
力強さがビシビシと感じられる作品です。
ちなみに最初に出てくる子豚・サイゾーも猪突猛進な
豚ちゃんですが可愛いです。
目つきが悪くそれが土方に似ているので
歳三→サイゾーと名付けられたとか(笑)
細部は史実とは異なるものの、
時代の大きな流れに沿ってストーリーは展開していきます。
テレビアニメ化や舞台化もされたメディアミックス作品です。
人気があるのも納得だと読み応えでした!
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新撰組異聞 PEACE MAKER 2巻まとめ
「新撰組異聞 PEACE MAKER」は5巻で完結しています。
「新撰組異聞 PEACE MAKER」は幕末の勢いある時代を描いた
新撰組のアナザーストーリーが見られる作品でした!
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