氷栗優先生の、
プリンセス・レダリアを読みました。
船長ドレットとも日々剣の勝負をする女海賊レダリア。
赤ちゃんの頃から船にいる、皆のお姫様的な存在です
レダリアの船は、バレンシア国に襲撃をかけて勝利しました。
世話役の爺ベクトルが姿を消したため捜索したところ、
息も絶え絶えの彼が見つかりました。
彼は語りました。
実は、14年前にこのバレンシアは
メサリーナという王国を滅ぼし、自分はその王家の臣下であると。
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プリンセス・レダリアのあらすじ
レダリアは王家の正当な姫で、
生き別れになった双子の兄もいること。
生き残りの臣下たちにより、
その兄がこの地の中央棟に幽閉されていると発覚したこと。
自分はメサリーナ国の残党狩りに襲われたこと。
そして息を引き取りました。
レダリアは、幽閉されたロザリアを
棟から救う決心をしました。
警備が緩くてロザリアにはあっさりと会えたのですが、
連れ出そうにも本人が拒みます。
赤ん坊の頃の記憶はないし、
イリリアが祖国を滅ぼした軍の党首だけど、
その人物は今でも兵士たちが語り草にしている強者だと。
ドレッドはロザリアを無理やり連れだして船に乗せました。
すぐにバレンシアの海軍に襲撃され、
戦いの中、レダリアは海に落ちてしまいます。
バレンシア国にはそのイリリア国の領主
イスマイルも訪れていました。
海に落ちたレダリアは、
浜辺に流されて、ザラに助けられました。
ザラの提案により、レダリアは髪を切って売り、
見た目はすっかり男の子になりました。
マントと短剣ももらい、ザラの家を後にします。
街にいると、絡んできた少年たちと共に男たちに襲われて、
奴隷として売られそうになりました。
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プリンセス・レダリアのネタバレと感想
ナイフを隠し持ったレダリアは、
少年たちも助けて一緒に脱走したのですが、
居合わせたイスマイルに捕獲されて男たちの手元に戻されます。
ドレッドとロザリアはレダリアを探して、
ザラのところに訪れました。
実は昔一緒の海賊仲間だったのです。
レダリアと顔は同じだけど性格が異なるロザリオに、
驚いていました。
気が強いレダリアは、
過去の記憶を無くして従順になる薬を飲まされ、
奴隷市場でセリにかけられました。
なんとイスマイルに買い取られてしまいます。
城に戻り、レダリアはイスマイル付の小姓に、
教育はレランスが担当することとなりました。
レランスたちの作った解毒剤を飲んで、
レダリアは気を失いました。
その際、レランスは、
レダリアが実は女であることに気が付きますが、
イスマイルの趣味だと勘違いし、
他言しない決心をします。
目を覚ましたレダリアは、
正気に戻ったものの、名前も思い出せません。
ラシャと名付けられ、
いずれは勇ましい男になって片腕となってほしいと
イスマイルに言われました。
本当は女なので戸惑いますが、
言えませんでした。
女だという事実を知るレランスも、
ラシャをそう扱い召使の作法も教えることを決めます。
胸にさらしをまいて、
厳しい仕事にも耐えるラシャ。
イスマイルとつながりのあるサリダ男爵夫人とも
話すようになりました。
凛としてお金目当てで動かないラシャを、
サリダはとても気に入りました。
悪党に襲われたことをきっかけに、
ラシャの短剣の紋章をレランスが目撃し、
レランスの冷たくて怖い一面が明るみに出ます。
ドレットとロザリアは、
ずっとラシャ・レダリアを探しています。
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プリンセス・レダリア まとめ
沢山のレダリアの話を聞くうち、
消極的だったロザリアも自分もレダリアのように強くなりたいと、
変わってきました。
波乱万丈の運命に翻弄されるレダリアは、
今後どうなっていくのでしょうか。
プリンセス・レダリアは全4巻です。
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