かれん先生の
「歳三 梅いちりん ～新選組吉原異聞～上」を読みました。
この漫画は、幕末の京で新選組の鬼副長と
恐れられ死ぬ瞬間まで戦い続けた土方歳三と、
江戸の中でも美しいと名高い花魁の、許されぬ恋路を描いた作品です。
「歳三 梅いちりん ～新選組吉原異聞～」で検索して下さいね。
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歳三 梅いちりん ～新選組吉原異聞～ のあらすじ
この漫画は、新選組の鬼副長と謳われた土方歳三の生涯を描いた恋愛漫画です。
歳三は生まれつき顔立ちが良く、
女性から幾度も誘いを受ける「色男」だったのですが、
彼は剣の道に生きるため、
積極的に何人もの女性と関係を結ぼうとはしませんでした。
しかし、そんな歳三の前に、
寝ても覚めてもその人のことしか考えられなくなるくらい
彼を恋に溺れさせることとなる女性が現れます。
それが江戸で一番評判な人気者、吉原の花魁・黛でした。
そのあまりの美しさに、生人形が作られ見世物小屋で
披露されることになるくらい人気者な彼女ですが、
歳三はその生人形を一目見た瞬間、強く心を惹かれてしまいます。
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歳三 梅いちりん ～新選組吉原異聞～ のネタバレと感想
「歳三は顔はいいけどお金がないから、黛には相手にもされないだろう。」
そんな言葉に思わずムッとした歳三は、自身の顔立ちの良さも活かし、
剣の稽古と併用して、薬の行商を始める決意を固めます。
結果彼はそこそこのお金を稼ぎ、
花魁・黛のもとへ足を運ぶのですが、もう既に時遅く、
彼女は中見世よりも敷居の高い大見世へと見世替えしてしまっていたのです。
すっかり手の届かぬ場所へと行ってしまった黛に対して、
歳三は意気消沈してしまい、
それ以降吉原に通おうと考えることはなくなっていたのですが、
なんと彼は、馴染みの客に追われていた黛を助けたことによって、
偶然にも黛の座敷に招待されることになります。
歳三にとっては願ってもない話、彼は意気揚々と黛のもとへ出掛けていくのですが、
「黛と直接話すことが出来るのはこれが最後だろう」
と考えていた彼は、なんと初会から黛との床入りを申し入れます！
お金もなければ高い身分でもない歳三、
周りの人間は絶対断られるであろうと考えていたのですが、
何も思ったのかその申し入れを受け入れた黛は、彼を自分の部屋へと招き入れるのです。
決して高い身分の出ではない歳三と、江戸でも一番と名高い花魁・黛、
相容れぬ恋愛に身を落とした二人の今後の展開が気になる作品でした。
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歳三 梅いちりん ～新選組吉原異聞～ まとめ
土方歳三といえば、新選組の中でも鬼副長として恐れられる剣豪として有名ですが、
この作品に登場する彼は、一人の女性に対して恋心を燻らせる一人の男性として
描かれており、史実とはまた違う彼の姿に、
親近感を持って漫画を読み進めることが出来ました。
「歳三 梅いちりん ～新選組吉原異聞～」は二巻まで出ています。
この漫画は、日本でも有名な偉人、土方歳三の
知られざる一面に触れることが出来る漫画でした！
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