細川智栄子あんど芙~みん先生の
「王家の紋章(1)」を読みました。
この漫画は、古代エジプトの魅力に惹かれた少女キャロルが、
偶然王家の墓を暴いてしまったことによって数々の災難に見舞われ、
挙句の果てに古代エジプトに飛ばされることになってしまう様を描いた漫画です。
「王家の紋章」で検索して下さいね。
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王家の紋章 のあらすじ
この漫画の主人公であるキャロルは、
考古学に関心を寄せている女の子です。
ある日偶然エジプト王家の墓の中を調査できることになった彼女は、
墓を直接観察できることが分かり、すっかり興奮しきっていました。
そして、王家の墓へとたどり着いた彼女たちは、
墓の中を歩いているうちに、
偶然誰も発見することのできなかった王の玄室を発見してしまうのです!
王のミイラが安置されているこの部屋の発見は、
すっかり大きな話題となり、
キャロルたちはミイラを本格的な調査にかけることを決断します。
しかし、それを快く思わない人物がいました。
それがこのミイラの姉、アイシスでした。
何千年もの間同じ墓の中で埋蔵されていたにも関わらず、
実の弟を突然外に連れ出されてしまった彼女は怒り狂って、
弟を外に連れ出したキャロルたちに
「王家の呪い」をかけることを決意します。
そのために彼女は、浮浪者を装ってキャロルに近付き、
キャロルをありとあらゆる方法で殺すことを計画します。
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王家の紋章 のネタバレと感想
この漫画はそんなショッキングな展開からスタートするのですが、
漫画の中でキャロルや彼女の家族は実に様々な不幸に見舞われます、
そしてついにキャロルは、
実の父親をアイシスの手によって殺されてしまい、
悲しみのどん底に突き落とされてしまいます。
キャロルはアイシスのことを
実の姉のように信頼しきっていたので、
まさか彼女が父親を殺したとは露とも考えず、
犯人にかたき討ちすることを決意します。
そんなキャロルの思いを聞きながら、
「私が弟を想う気持ちとキャロルが父親を想う気持ちは同じなのかもしれない」
と悲しげな顔をしながら考え込んでいる様は印象的でした。
しかし、アイシスはいつまでも現代の世界に留まっていることはできず、
ついに古代エジプトに無理矢理連れ戻される時が来てしまいます。
いくらキャロルの父親を殺すことができたとはいえ、
まだ復讐が完遂していない彼女は、
キャロルを古代エジプトの世界に引きずりこむことを決め、
キャロルの恋人、家族とキャロルを引き離すところでこの巻は終わります。
この漫画は、古代エジプトについてさほど
知識がない私でも楽しく読み進めることが出来ました!
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王家の紋章 まとめ
歴史ものの作品が苦手であったとしても、
話の展開が作り込まれているため
スイスイ読み進めることができると思います。
古代の世界に無理矢理引きずり込まれたキャロルが
どのような困難に見舞われることになるのか、
今後の展開が気になりました。
「王家の紋章」は六十巻まで出ています。
この漫画は、古代エジプトという現実離れした設定を
存分に楽しむことができる漫画でした!
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