岩岡ヒサエ先生の
「オトノハコ」を読みました。
高校に入学したばかりの田辺きみ。
偶然耳にした合唱部の声に惹かれ、入部します。
個性的な部長に圧倒され、一度は入部を辞めようと思いますが・・・。
きみのスタートしたばかりの高校生活、
どのような日々が待っているのでしょうか?!
「オトノハコ」で検索して下さいね。
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オトノハコ のあらすじ
「からっぽの箱の中には 音が入っているかもしれない」
という言葉から物語はスタートします。
なんだか素敵な言葉に、最初から、
心をギュッと掴まれました。
高校入学して、まだクラスになじめない、主人公きみ。
ある日、校内を流れてくるピアノの音と声に心惹かれます。
その声は、校内でもその存在をほとんど知られることがない、
合唱部の朝練からでした。
声に自信がない、きみ。
入部するか迷いますが、合唱部の歌う姿を見て、
廃部になるかもしれないと聞き入部を決断します。
きみが入部を決めたシーン、大好きです。
隣で聞いていた生徒から、
廃部になるかもしれないと聞いて、きみは入部を決断しますが、
その生徒が実は先週から入部した同じ一年生だと分かり、
きみの髪の毛が総立ちになるのです。
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オトノハコ のネタバレと感想
きみの、えー!!という気持ちが、
手に取るように伝わって来て、
なんだかきみという女の子が一気に身近になりました。
初めて、みんなで声を出す楽しさを実感するきみですが、
あまりに個性的な部長の練習に入部を辞めようと思います。
しかし、最後に他校のコンサートを聴きに行こうと誘われ、
断り切れません。
そして、ひょんなことから、
部長の合唱にかける思いを知ります。
当日、部長の口から語られる合唱への気持ちを聞いて、
きみはやっぱり合唱部を辞めないことに決めます。
いよいよ、きみの合唱部としての生活がスタートしました!
漫画冒頭の「からっぽの箱の中」の言葉が本当に素敵で、
物語全体に透明感を与えてくれています。
「からっぽの箱」とは、
始まったばかりのきみの高校生活を指しているのか・・・
どうかは分かりませんが、
きみは「オトノハコ」を空けたことで、
物語がスタートします。
物語全体は、きみの性格を反映してか、
全体的にのんびり進んでいくイメージです。
大勢で騒ぐタイプではなく、
じっと考え、自分なりの答えを出す。
周りと戦うことはしませんが、
意外と頑固で芯が通った女の子、という印象です。
そこへ、とても個性的な登場人物がいいスパイスとなって、
クスッと笑ってしまいます。
激しく体を使って練習する部長、
リーゼントの生徒、ほとけ先輩と呼ばれる穏やかな顔つきの先輩・・・。
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オトノハコ まとめ
なじめなかった高校生活がやっとスタートしたきみ。
この先、どんなことが起こるのか、とても楽しみです。
「オトノハコ」は5巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、穏やかな中にもくすっと笑える、
こころがほっこりする作品です!
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