雨宮もえ先生の
「オルガの心臓」分冊1巻を読みました。
医療技術が格段に進歩した時代、
闇の人工心臓に関わる姉と弟のアクションファンタジーです。
「オルガの心臓」で検索して下さいね。
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オルガの心臓 のあらすじ
郊外の田舎町、
さらに山の中でひっそりと暮らす弟のニトと姉のオルガ。
オルガは8年前人工心臓の研究所を追われ、
5年もの月日を逃げ隠れしながら生活し
数年前にようやく安心して暮らせる場所を見つけていました。
そんなある日、ニトはある噂を聞きつけます。
偽の人工心臓が出回っているというのです。
ニトは早速調べに行くことにしました。
なぜならオルガとニトの姉弟も闇の
人工心臓手術を行っていたからです。
他の人工心臓手術の噂を聞きつけ警察が調べまわっている内に、
ふたりのところへ飛び火してはたまりません。
心配の種は先につぶしておくに限ります。
ニトはアンドロイドのお世話ロボットに調べさせた場所に赴きました。
その場所は表向きは焼肉屋ですが、地下で心臓を取引しているらしいのです。
中へ忍び込むと先客がいました。
そばかす顔の少年、マナです。
どうやら少年も心臓について調べているようでした。
追手が来たら犠牲になることを条件にニトはマナから情報を得ます。
マナは心臓が置いてある部屋の地図まで持っていました。
彼の母親は以前に自分の心臓を売っていたのです。
この辺りはなかなかに貧しい街らしいのですよ。
貧しさの中でマナの母親は自分の心臓を売り、
安価な人工心臓に変えたがためにほぼ寝たきりになってしまったのです。
悲しいですね…。
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オルガの心臓 のネタバレと感想
途中まで進んだものの
つぎはぎだらけのロボットに2人は追われてしまいます。
二手に分かれて全力で走りますが
さっきまでのっそりと動いていたロボットが、
突然脅威のスピードでマナめがけて飛んでいきました。
すんでのところでロボットに体当たりをするニト。
少年に逃げるように言いますが自身は
ロボットに足をつかまれ奈落へと落ちていってしまいます。
落ちた先はゴミ捨て場で大量の
生ゴミの上に落ちたためにニトは助かりました。
そこから脱出をはかると
アンドロイドから連絡がありニトは引き続き調査を開始します。
マナの方はというと、追手につかまっていました。
お前の母親の心臓なら150万ゼルで
買戻しに応じると言われマナは金策に走り回ります。
しかしそんな大金を誰も貸してくれるわけもなく
とほうに暮れていると、街でニトに再会するのです。
そしてニトはマナと母親を自分の家に連れて行き、
最高水準の人工心臓と取り換えてあげるのです。
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オルガの心臓 まとめ
分冊版の1巻ですからまだまだ序章ですね。
これからどんどん姉と弟にまつわる秘密が
明らかになっていくのだと思います。
続きがかなり気になります。
「オルガの心臓」は分冊版15巻で完結しています。
人工心臓の話ですが難しい単語が出てくるわけではないので、
とてもすんなりと読みやすい作品でした。
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