谷川史子先生の
「おひとり様物語」を読みました。
一人でご飯、一人で映画、それが気楽で楽しいおひとり様。
でも、みんながいつもおひとり様がいいわけじゃない。
おひとり様でも人と繋がりたい時がある。
おひとり様になりたくなくても、おひとり様になっちゃう時もある。
そんなおひとり様それぞれのリアルなストリーをオムニバスに。
「おひとり様物語」で検索して下さいね。
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おひとり様物語 のあらすじ
本屋に勤める山波久里子は、彼氏なしの28歳。
休日前に、チーズとクラッカーとワインを持って家の中の指定席で、
眠くなるまで本を読むのが幸せ。
無造作な髪がカッコイイ女性
そんな久里子は、ある日、後輩に
「さみしくないんですか?」と聞かれます。
おひとり様の良さを語る久里子ですが、
全く心に響かない様子。
心が乱れる久里子。
その夜はすべてが上手くいきません。
世界で自分はたった一人なのかもしれない・・・
そんな気分になった久里子。
そこに後輩から電話が。
一日、久里子の話したことを考えていて、
おひとり様を実践してみたら、
その良さがわかったと嬉しそうに話す後輩。
その言葉に、一人だけど、独りじゃないと、
またおひとり様として復活する久里子。
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おひとり様物語 のネタバレと感想
次のおひとり様は、女子大生の佐々木未和。
一週間前に彼氏に振られたおひとり様になりたてです。
振られてから、友達の家に入りびたりの未和。
毎日泣いてばかりです。
かなりうっとうしい女子ですね。
そんな未和に、友達は自分のことばかりおしつけず、
まずひとりでたちな、と言います。
その言葉で、自分で立ち直ろうと少し頑張ってみることに。
「変わりたいな」と思う未和でした。
次は、半年前から一緒に暮らしている彼がいるのに、
おひとり様みたいなものの、吉田悠希。
そんな悠希には疑問に思っていることがあります。
それは、なぜ人は恋人の携帯を見てしまうのか。
しかし、友人から彼氏が会わない間に何をしているかわからないと言われ、
雑誌の浮気の特集記事を読んでから、彼氏の言動が気になって仕方がありません。
彼は本当に浮気をしているのでしょうか?!
3番目のおひとり様は、彼氏と遠距離恋愛で、
事実上のおひとり様、小宮山佳寿。
マラソンが趣味の佳寿は割とドライな性格。
彼氏が転勤になると知った時も、
赴任先の食べ物を思い浮かべ、笑顔で送り出せるような女の子です。
そんな佳寿に、彼氏は合えない分、寂しさが募ります。
佳寿にとって自分の存在が大したものじゃないんじゃないか、
来ちゃったってたまには会いに来て欲しい・・・と言った彼。
それを聞いた佳寿は?!
その他、自分の意思で決断したことがないお嬢様のおひとり様、
初恋の相手と再会したおひとり様、
干物状態の漫画家のおひとり様、
誰よりもつがいになりたい平凡なおひとり様の話が収録されています。
おひとり様というと、30代で、独りを好む自立した女性・・・
というイメージがありましたが、
色んなおひとり様があり、とても面白かったです。
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おひとり様物語 まとめ
どのおひとり様の話も、
女子なら思い当たるところがあるのではないでしょうか。
恋愛中はわからない自己中心的なふるまいや、
失恋して初めて得る自立、彼氏への不必要な不信感・・・。
そんな女子の気持ちをリアルに描いた作品です。
「おひとり様物語」は6巻まで出ています。
この作品は、色んなおひとり様女子の、リアルな気持ちを描いた作品です!
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