河内遙先生の
「涙雨とセレナーデ」を読みました。
片桐陽菜は剣道部に所属している女子高校生。
陽菜にはよく見る“夢”がありました。
いつも同じ場所、同じ夢。。。
ある天気雨の降る日の音楽の授業中、
突然陽菜は光に包まれて―…!
気づくとそこは明治40年?!?
雨が運んでくるタイムスリップ・ロマンス!
「涙雨とセレナーデ」で検索して下さいね。
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涙雨とセレナーデのあらすじ
陽菜は剣道やってる部活女子。
お弁当詰めて朝練に出かけ、
時には早弁してもお腹がすいちゃうお年頃。
剣道を始めたきっかけは、
新入生歓迎会で見た日吉先輩に憧れたから。
だけどそんな先輩とも動じずに喋れちゃう、
明るくさっぱりした女の子です。
部活に打ち込む一方、
授業中は眠くてたまんないので
居眠りしてしまうこともしばしば。
おかげで勉強の方は3連続で小テスト0点取ってしまう、
いまひとつの陽菜です。
日吉先輩は爽やかで優しそうな人です。
栗色の髪は地毛らしくおじいちゃんがスウェーデン人だからとか。
今度数人で行く映画に陽菜も誘われて、
恋の進展の予感にうきうきしてる陽菜がかわいいです。
そんな陽菜には決まってみる“夢”があるんです。
雨と光と男の子と、
古めかしい家。。。
この夢を見た朝は決まって雨が降るのでした。
雨のにおい…、
“水の重さで舞い上がった地面の埃のにおい”
そうなんだー!?
でもそれが好きだという陽菜の気持ちがわかる気もするなぁ。
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涙雨とセレナーデのネタバレと感想
陽菜は最近あるペンダントを
いつも肌身離さずつけています。
それはずっと昔に
ひいおばあちゃんがくれたものらしいんだけど
陽菜はそれを全然覚えてなくって、
預かってくれてたおばあちゃんが先日入院する時に、
持ってろって渡してきたものなのです。
おばあちゃんが退院するまでつけとくコトに決めた陽菜。
なーんかこれには秘密が隠されていそうですよねー!?
気になりますっ。
ある日の音楽の授業中、
先生がかけた音楽が流れ始めたとき、
それは起こります。。
外は天気雨。
不思議な音と共に雨の水が溢れ、
それがやんだと思った刹那陽菜は光に包まれ―…!?
気がつくと見知らぬ場所で知らない誰かに
「雛子様」と呼ばれていて。。。
授業中しょっちゅう居眠りをしていた陽菜は
また夢を見ているんだと思い込むのですが、
どうやらタイムスリップしてしまったらしいことに
徐々に気がついていくんですね。
いつも見ていた夢に似ている場所。
羽織袴に馬車。
自分を「雛子様」と呼ぶ男性の物言いといい、
どうやらここは昔の世界みたい。
その男性は本郷孝章さん。
孝章には3つ上の兄・久尚さんがいて、
どうやら病に臥せっているようです。
久尚さんは本郷家の嫡男なのですが、
長くはないことを見越した父親が、
妾の子である孝章を養子にしたという複雑な事情があるのです。
この時代にヴィオロン(ヴァイオリン)を習っている孝章ですので、
結構なお金持ちの家みたいですね。
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涙雨とセレナーデ まとめ
まだまだ謎は深まるばかりで、
一体何がどうなっているのか、
陽菜は無事に元の世界に帰れるのか、
先の展開が非常に気になるところです!
「涙雨とセレナーデ」は5巻まで出ています。
「涙雨とセレナーデ」は雨がよぶ不思議なタイムスリップの作品でした!
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