原作・森山まなみ先生、作画・森尾理奈先生の
「ママはキャバ嬢!」を読みました。
三歳の娘を持つ22歳の元キャバ嬢が、
ひょんなことから夫が店長を務めるキャバクラ店でキャバ嬢として
再び働くことになるというストーリーです。
パワフルなヒロインと、彼女に巻き込まれて
周りも幸せになっていくようなハートウォーミングな作品でした。
「ママはキャバ嬢!」で検索して下さいね。
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ママはキャバ嬢! のあらすじ
主人公の篠原遥奈(しのはらはるな)は22歳。
もともとお店でナンバー10に入る程のキャバ嬢だったのですが、
4年前に店長とできちゃった結婚をして引退。
現在は3歳の愛娘・ひめなと愛する夫と3人で生活している、
というところから物語がはじまります。
結婚して4年たった今も、
旦那さんのことを「篠原さん」と苗字で呼んでいる遥奈がかわいいです。
夫である「篠原さん」はキャバ嬢だった遥奈との恋愛が原因で
降格・罰金があったものの、
今では店長に復帰しています。
そんなある日、篠原さんのジャケットのポケットから
キャバ嬢「今日子」からのバースデーカードを発見してしまった遥奈。
自分と恋に落ちたときのように、
キャバ嬢と浮気をしているのでは・・・
と勘ぐって、遥奈はお店までこっそり様子を見に行きます。
そのとき、篠原さんと「今日子」が抱き合っているのを
目撃してしまいます。
お店のナンバーワンキャバ嬢である今日子を激励するためで、
やましいことはなく浮気をするつもりも全くないと
篠原さんは言いますが、
今日子に「篠原さんにいつもお世話になっています」と
含みのある言い方をされた遥奈は激怒。
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ママはキャバ嬢! のネタバレと感想
遥奈は、
「キャバ嬢に復帰する」と宣言してしまいます。
お仕事なのはわかりますが、
女性と抱き合うこともあるというのは、
奥さんとしては嫉妬してしまいますよね。
ただ傷ついて怒るだけじゃなく、
キャバ嬢復帰という行動を起こしてしまう遥奈のキャラクターが
読んでいて楽しいです。
篠原さん自身は、頼りになる素敵なパパなのですけれど。
キャバ嬢に復帰した遥奈を待ち受けていたのは、
今日子というナンバーワンの壁でした。
客であるゲストからだけでなく、
同僚のキャバ嬢からも人気の高い今日子は、まさにかっこいい女性。
同じ女性としても少し憧れてしまいます。
けれども、遥奈は持ち前の明るさとキャラクターで、
ゲストを魅了していきます。
遥奈の元カレ・矢田の登場にはモヤッとしましたが、
かつて好きだった人からアプローチされたら誰だってグラッときてしまうかも・・・
と少し共感もしてしまいました。
ナンバーワンの今日子もそうですが、
シングルマザーの新人キャバ嬢・アンジュも登場した当初は
嫌な女というイメージでしたが、
読み進めるにつれ印象が変わっていきました。
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ママはキャバ嬢! まとめ
すべてのキャラクターに個性があって悪役は一人もおらず、
全員を応援したくなるようなお話でスッキリ読めました。
ママはキャバ嬢!は全12巻で、完結しています。
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