naked ape先生の
「Magnolia」を読みました。
マグノリアとは、強い香りを放ち、太陽と共に花を咲かせ、
花が開ききると散っていく花・・・。
アネスタチア王国の皇太子アヤトは、母から、何年後かに、
大事なものを選ばなければならなくなる聞きます。
そして、アヤトの背中にある羽の模様についても。
母が亡くなった今、アヤトはついに、決断の時を迎えつつあります。
アヤトが選ぶ未来は?!
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Magnolia のあらすじ
物語は、マグノリアの説明からスタートします。
このマグノリアの花のイメージは、
読み進める中で、何かの象徴になりそうな・・・。
そして、一人のとても美しい女性が、
3人の子ともたちに話をしています。
女性は、3人の中の一人の少年に言います。
その少年の背中にある羽は、
その羽を持つことで、全てを手に入れることができる。
けれども、だれかを愛したら、その羽は消えてしまう。
その少年は、アネスタチア王国の皇太子アヤト
もうすぐ16歳になるアヤトは大きな悩みを抱えています。
それは、まだ体が男になっていないこと。
女性はアヤトの母で、
アヤトに羽の話をした後、亡くなってしまいました。
母の話した意味はわかりませんが、
どうやら、アヤトの体に性別の象徴が出現しないことと関係してそうです。
人付き合いが苦手なアヤト。
周りの自分に対する上辺だけの表情や言葉、
心の中の悪意を感じ取ってしまい、学校が苦手です。
信頼できるのは、弟のスイと、従妹のリリだけ。
アヤトがいつものように、
木陰で寝ていると、そこに一人の生徒が。
護衛官ナギの声で目が覚めたアヤトの目の前には、男子の顔が!?
その男子は、アヤトの眼鏡を壊し、
「レンズ越しでなきゃ 人の顔もまともに見られないのか?」
と言います。
始めて自分に対して本音で話したこの男子に強い衝撃を受ける。
そして、家に帰ったアヤトに、国王である父は、
「男になりたいんで・・・・・・・いいんだよな?」と聞く。
驚くアヤト。
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Magnolia のネタバレと感想
なんと、アヤトは自分の性別を選ぶことができ、
どちらに恋をするかによって、
性別が決定するというのです。
アヤトの母が言っていたのはこのことだったのですね。
国王は、男としてこの国を治めるか、
ただの女になるか、アヤトに選択を迫ります。
男として育ってきたアヤトには、
男として生きること以外の答えはありませんが・・・。
アヤトは父から晩餐会に出るように命令されますが、
全力で逃げようとします。
そのために、女装して晩餐会を抜け出そうとしますが、
計画に気づいたナギの手まわして、
警護官につかまりそうになります。
それを助けたのが、学校の木陰で出会った生徒、
将軍の子息ユーゴでした。
ユーゴに抱きしめられ、
胸の鼓動が止まらないアヤト。
これはアヤトが女性として男性に惹かれ始めたという
ことなのかもしれません。
アヤトに迫るユーゴ。
しかし、アヤトは気持ち悪くなり、魂が抜けたようになってしまいます。
そして、なんと国王がいる晩餐会の会場に入ってしまい?!
アヤトが選ぶ恋は・・・。
物語全体にマグノリアの花が散りばめられており、
それが深い意味を持っていることが暗示されています。
男として生きてきたアヤトが、
始めて魅力的な男性と出会うことで、
女性としての心を開花させて行くのか、
この先がとても気になります。
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Magnolia まとめ
また、アヤトが眼鏡を掛けなければ、
人付き合いができなくなった理由も
なにか大きなものがありそうな雰囲気です。
隠されたものがいろいろあるので、先を読むのが楽しみな作品です
「Msgnolia」は7巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、男女どちらの恋の話になるのかさえ分からない、話の展開が楽しみな作品です!
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