桜乃みか先生の
「ライオンと花嫁」を読みました。
学校の先生と秘密の結婚をしてみたら、
先生には大きな息子がいて…というドタバタラブコメディです。
「ライオンと花嫁」で検索して下さいね。
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ライオンと花嫁 のあらすじ
相葉ゆあは女子高生。
幼い頃に両親を亡くし、おばあちゃんと二人暮らしです。
炊事・洗濯・掃除などを完璧にこなす彼女ですが、
彼女には秘密があります。
それは学校の担任の教師と付き合っているということです。
彼女の身の上を心配した先生が
何かと世話をしてくれたことがきっかけです。
先生はとても優しく、
卒業したらお嫁さんになってほしいと言われています。
ある日、入院していた祖母が急逝します。
病室の前で一人泣くゆあの元へ駆けつけた先生は、
ゆあにプロポーズするのでした。
そして小さな教会でこっそりと結婚式をあげるふたり。
幸せにするから…とゆあにキスする先生。
卒業までは絶対に秘密の関係ですが、
それでも天涯孤独のゆあは結婚生活に胸をはずませ、
未来への期待感でいっぱいなのでした。
そしてゆあは先生の家で暮らすことになります。
ところが、そこには先生の息子がいたのです。
しかも同じクラスで隣の席の高橋昴という男の子だったのです。
先生…。
絶句ですよ。
こんな大きな息子がいることも言わずに結婚するって…。
いやいや、一応先生は
何回か言おうとしていたような感じはありますけれども。
普通だったら人間不信に陥りますよ。
ゆあちゃんのキャラクターも
なかなかの高飛車キャラでツンデレキャラですね。
アクの強いキャラが多い作品です。
もともと高橋昴とは学校でもケンカしていた仲だったので、
先生とは結婚するけれどもコイツの母親にはなれない!
と宣言するゆあ。
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ライオンと花嫁 のネタバレと感想
昴も高校卒業したら出ていくからふたりで勝手にやってて、
と冷たい目で言います。
そこに割って入る先生。
なんか面白いことになっちゃったけど、三人で仲良くやろう!と笑っています。
波乱万丈な結婚生活がスタートしました。
しかし、肉が嫌いな昴のために
野菜中心のメニューで食事を作ったりするゆあに、
憎まれ口は相変わらずですが昴も心を開いていきます。
先生は変わらず優しくしてくれますが、
卒業までは節度を持つと決めているので清い関係のまま、
キス以上の事はしていません。
ある日、先生と学校でちょっと手をつないでいるところを
人に見られてしまい、先生とゆあはそういう関係だったのか?
とクラスメイトに詰め寄られます。
あせって否定するゆあに、昴がやってきて助け舟を出します。
ゆあと付き合っているのは俺だから、と嘘をつくのです。
結局、先生との関係を隠すために、
昴と付き合っているとまわりに宣言することになってしまいます。
先生も、複雑ながら納得しました。
しかし、昴はバイトでモデルをやっているほどの美形で
人気がある男の子なんです。
当然、昴の彼女になったらまわりから色々言われる訳で…、
しかもゆあが仲良くしていた友達も昴の事を好きで
ゆあは応援していた立場だったのです。
秘密を隠すためなのに、ゆあは友達とも不仲になってしまいます。
付き合っている設定なので学校では昴と
一緒にいることが多くなり、高飛車でツンデレでも
元々素直な性格のゆあはそれなりに昴と楽しく過ごすようになります。
すると面白くないのが先生ですよ。
ゆあにブレスレットをプレゼントして学校でも俺を思い出して、とか言ってます。
しかしそのブレスレットは昴のファンの女子が隠してしまうのです。
必死で探すゆあですが、それよりも必死に探してくれたのが昴です。
完全に最初っからフラグがたってましたけど、
昴はゆあが好きになっちゃうんですね。
学校からの帰り道、家に着くと彼氏じゃなくなる…
そう言うと昴はゆあにキスしちゃうんです。
そしてそれを目撃しちゃう先生。
二巻へ続く…。
桜乃みか先生の描くキャラは、
最初読み始めた時にあんまり共感出来ないですよね。
今回のゆあも高飛車でなんだか鼻につくような…。
でも読んでいくうちになんとなく好きになってきちゃう。
今回は特に先生が、ちょっとずるくてなんだかな~
という感じだからでしょうか。
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ライオンと花嫁 まとめ
ゆあはツンデレですが、一生懸命生きている女の子なんです。
そういうところを小出しに出してきて
ファンを作るのがお上手な漫画家さんだと思います。
先生より昴の方が誠実な気がしちゃうんですけど、
三角関係は次巻以降に持ち越しですね。
これは続きがすごく気になります。
「ライオンと花嫁」は3巻で完結しています。
先生と義理の息子の間で揺れる女子高生の恋を描いた作品です。
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