吉田まゆみ先生の作品、
「れもん白書」を読みました。
元気いっぱいのヒロインが恋や友情にあふれた学園生活を送るラブコメディです。
読んだ感想はなんというか、シュールの一言ですね。
大筋のストーリーは少女漫画らしく、
恋や友情についてコメディタッチで描かれているのですが、
キャラクター同士の会話の内容やテンポが独特なんです。
かなり前の作品ですがレトロな感じも含めて楽しめましたし、
現代の少女漫画と変わらないところもあって面白かったです。
「れもん白書」で検索して下さいね。
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れもん白書 のあらすじ
ヒロインの名前は滝口早苗(たきぐちさなえ)高校一年生。
クラスメイトのかおりと待子(まちこ)とは親友で、
いつも3人でおしゃべりをしていました。
話の内容は好きな歌手についてやちょっとエッチな話など
くだらないことばかり。
早苗たちを見たクラスメイトの彰(あきら)は
「それでもオンナか」と憎まれ口をたたく、
そんな毎日を送っていました。
女子高生同士の会話がリアルですね。
内容は時代を感じますが、
ちょっと下品とも言えるような話し方は
自分が高校生だった頃を思い出させます。
早苗には入学以来ずっと恋をしている相手がいました。
その相手とは早苗や彰が所属するハンドボール部の
3年生・中尾(なかお)先輩。
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れもん白書 のネタバレと感想
いつもはお転婆な早苗も中尾先輩の前では
おしとやかに見せたり色々とアピールしますが、
なかなか先輩本人には気持ちが伝わらないようです。
そんな中尾先輩の卒業が近づき、
ハンドボール部では3年生の送別会を行うことに。
その送別会ではチークダンスを踊ることとなり、
中尾先輩踊った時に早苗は思い切って告白しますが・・・。
まさに恋する乙女な早苗はかわいいですね。
中尾先輩には相手にされているかは微妙ですが。
結局中尾先輩にとって早苗は
恋愛対象どころか女としても見てもらえず、
告白も真面目に受け取ってもらえませんでした。
中尾先輩のことが本当に好きだった早苗は悲しみますが、
失恋の傷が癒えると今度は彰のことが気になりはじめます。
好きな人の前では女の子らしいところも持ち合わせつつも
強かな一面もあって、同性に好かれるタイプのヒロインですね。
決して特別な女の子ではなく、
どこにでもいそうな女の子がヒロインというのもいいですね。
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れもん白書 まとめ
その他にも一癖も二癖もあるキャラクターたちが
とても魅力的でした。
年代的にはかなり前の作品ですが、
当時の学生たちはこんな愉快な学園生活を送っていたのでしょうか。
色々と想像が膨らむ作品でした。
この作品は全3巻で、完結しています。
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