田久よう子先生の
「きょう、離婚しますがなにか?(1)」を読みました。
この漫画は、価値観の違いから離婚を決意した夫婦が
離婚を盛大に行うために「離婚式」というセレモニーを開き、
また新たな道へと進んでいく様を描いたお話です。
「きょう、離婚しますがなにか?」で検索して下さいね。
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きょう、離婚しますがなにか? のあらすじ
この漫画の主人公である美希は、夫との価値観の違いに悩む女性です。
仕事優先だからこそ家事に対して多少ずぼらになってしまう美希と、
家事を完璧にこなそうとする夫。
美希の為になると思って起こした行動も美希にとっては余計なものに感じられ、
その度にいざこざを起こしていた二人は、ついに感情が爆発し大喧嘩、
いつの間にか離婚にまで話が繋がってしまったのです!
離婚しようという話にはなったものの、
夫は美希とよりを戻したいと考えていました。
しかし美希は「こんなに家事をこなせる人なら、もっと他にお似合いな女性がいる」と考え、
頑なに夫の願いを拒絶し続けていたのです。
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きょう、離婚しますがなにか? のネタバレと感想
そんな中、美希は「離婚式」というセレモニーがあることを知ります。
仲人ではなく裂人、指輪を交換するのではなく二人で叩き割る、
結婚式とは何もかもが違う離婚式を、
美希は自分にけじめをつけるために行うことを決意します。
しかし離婚式が近づくにつれて、美希の心はグラグラと揺れ始めます。
自分に対して世話焼きで優しい夫のことを思い出しながら迎えた当日、
喪服を着た沢山の友人に囲まれながら美希は自分の指輪を叩き割ろうとするのですが、
指輪を割れない自分がいることに気付きます。
そこで初めて打ち明けたお互いの本音を知り、
二人はまた一から関係を作り直すことを決意するのです。
「離婚式」というインパクトの大きいワードに惹かれながら読み始めたこの漫画でしたが、
結末は予想外のハッピーエンドで驚きました。
価値観の違いから離婚を決意したこの二人でしたが、
この漫画には様々な登場人物の「離婚」を巡るお話が収録されています。
離婚一つとっても本当に様々な物語があると思うので、
次の巻も読んでみたいなと思いました。
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きょう、離婚しますがなにか? まとめ
この漫画を読んでいて魅力に感じた部分は、
「離婚式」が二人の関係の新たな出発点になったところです。
自分の価値観と完璧に一致する人を見つけることはとても難しい、
だからこそ互いの価値観を知るために会話を重ねていくことの大切さを
しみじみと感じました。
「きょう、離婚しますがなにか?」は二巻まで出ています。
この漫画は、夫婦や恋人関係だけに限らず、
人間関係に悩む全ての人におススメしたい漫画でした。
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