岩下慶子先生の
「唇に君の色」を読みました。
とある悪い噂が発端で自ら校内で孤立し、
人との関わりも避けてきた加倉井彩。
同じクラスに転校してきた金髪ハーフの佐田アイムは、
なぜか彩に興味を持ち突然キス…!
たった一度のキスが世界を変える、
運命の恋が色づく感動のラブストーリー!
「唇に君の色」で検索して下さいね。
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唇に君の色 のあらすじ
有名進学校に通う彩は絵が大好きな高校生。
進学校でありながら美術に力を入れているこの学校で、
美術部の顧問の木下先生は、
恩師であり画家として憧れの人でもありました。
あの時までは―…。
ある日担当するクラスのことで落ち込んでいた木下が、
彩に突然キス。
それを他の教師に目撃された木下は、
彩の方から無理やりしてきたと罪をなすりつけ…。
それまでは「人を疑う」ことがなかった彩、
しかし信用していた教師の仕打ちに加え、
周りの人間も何度言葉を尽くしてもわかってもらえず、
一度付けられた色を消すことができず…。
それから彩は人と関わらず存在感を消し、
“透明な色”でいようと孤立していたのでした。
…今ある世界は変えられないと絶望して…。
中間テストが近づいていたある日、
彩のクラスに転校生・アイムがやってきます。
帰国子女の彼は綺麗なブロンドで、
顔も体のバランスも完璧な彫刻みたいな美少年!
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唇に君の色 のネタバレと感想
当然周りの女子たちは騒ぎますよね。
だけど彩はアイムがフランス語で自己紹介したときに
皆にわからないように毒づいたこと、
そしてキラースマイルに隠された冷たい表情に気づき、
隠れたトゲを持っていそう…と敬遠します。
が。
なぜが彩に興味を持ち何かと近づいてくるアイム。
どうも自分の色を消そうとしていた彩の
「透明」になろうとしていた感じに勘付いていたようで、
それが逆に目立っていたと言うのです。
しかも彩の絵を見て
こんな描くなんてますます興味がわいたとまで。
何なんでしょうね~、
まだよくわかりませんが同じニオイのようなものを
感じ取ったという感じがします。
アイムにも何か隠れた事情がありそうな…?
ある時校庭に迷い込んでいた子猫。
皆はちやほやするものの雨が降り出すと誰もが放り出し…。
彩だけが子猫を雨から守ってやるものの、
家では飼えないので困っていました。
一部始終を見ていたアイムがやってきて
子猫はアイムが引き取ることになります。
そのときアイムは彩に子猫の名前を付けることを求めます。
「キミがこの子の世界を変えたんだよ」と。
野良として生きていたかもしれない、
他の誰かに拾われたかもしれない、
だけどオレの元にくる“きっかげ”を作ったのは彩だから…と。
彩の過去の噂を耳にした時もアイムは、
「噂なんかより目の前の加倉井さんを信じるよ。
だからキミだけの色を見せてよ」と突然のキス!
そこから少しずつ彩の日々の生活が変わりはじめていきます。
透明な毎日が少しずつ色を帯びるように…。
過去も後悔も消すことは出来ない、
受け入れざるをえない、
流れを変えることは出来ない、
世界なんか簡単に変わらない!!
だから自分の色を消し生きていた彩。
だけれど不覚にもアイムの笑顔に心奪われた自分に気づき、
その芽生えた気持ちから一筋の光が差してくるです。
新たな希望のようなものが湧きあがってくる様が
伝わってくるようです。
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唇に君の色 まとめ
真っ白な子猫につけた名前は「カラフル」。
彩のこれからの日々に何が描かれていくのか、
新鮮な期待がふくらむストーリーです!
「唇に君の色」は7巻で完結しています。
「唇に君の色」はたった一度のキスで
色づき始める世界が見られる作品でした!
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