真崎総子先生の
「恋と愛」を読みました。
ドラッグにハマり、恋人からDVを受けていた少女が、
父親のすすめで地元を離れてやり直すことに。
医師でもある叔父が経営する清掃業者で働き、
社会復帰を目指しますが、同じく問題を抱えた同僚の男性と出会い、
惹かれていきます。
あらすじだけ見るとヘビーな内容に思えますが、
かわいらしくてスッキリとした作画と表情豊かなキャラクターで、
さらりと読みやすい作品です。
「恋と愛」で検索して下さいね。
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恋と愛 のあらすじ
橘愛(たちばなあい)は高校中退して家出し、
ドラッグに手を出し、さらには薬物依存症の恋人から
DVを受けていました。
父親のすすめで今までの仲間とは連絡を絶ち、
医師である叔父のもとに治療を受けに行くことに。
そこで更生プログラムの一環として、
叔父が経営する清掃業者で、住み込みで働くことになります。
会社の寮には男性ばかりですが、
彼らはみんな叔父の患者や元患者たちでした。
ドラッグやDVという内容ですが、
激しい暴力シーンもなくてスムーズに読みすすめられました。
愛の表情がかわいいので、
ほっこりした雰囲気とシリアスな内容のギャップが楽しめました。
そんななか、愛は隣人の天白(てんぱく)
と打ち解けていきます。
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恋と愛 のネタバレと感想
ある日、愛と天白が会った場所で
放火事件が起来ていたことがわかります。
天白の腕にやけどがありますが、
天白は全く覚えていませんでした。
天白には朝や夜に
時々記憶が飛んでしまうという悩みがあったのです。
愛は「アタシが夜見張っててあげる」と言いますが、
うっかり寝入ってしまいます。
翌朝天白の姿はなく、愛は仕事に行くことに。
仕事先でイサヤというマジシャンに出会いますが、
あるとき天白とイサヤの印象がかぶって・・・。
天白の優しい雰囲気もいいですが、
イサヤのオレ様な態度もかっこよかったです。
実は同一人物だった天白とイサヤですが、
二重人格だということを理解しているのはイサヤだけのようです。
そのせいか、愛もイサヤに対しての方がなんとなく
遠慮がないような気がします。
天白に恋をしているのに、
イサヤと一夜を過ごしてしまう愛。
同じ人物でも人格は別なので三角関係になるのでしょうか。
もし、天白が愛とイサヤの間にあったことを知ったら
どうなってしまうのだろう、
と想像してドキドキしてしまいました。
天白もイサヤもどちらも素敵なキャラクターなので、
人格が一つになるのは寂しい気もしますね。
愛がまだドラックをやっているのではと疑われたり、
トラブルを抱えている母親と上手く関係が気づけないことなどにも、
うじうじ悩んだりせずに過ごしている姿はなんだかすごいなと思いました。
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恋と愛 まとめ
ラブストーリーだけでなく、
社会的な話もあり、大人にも楽しめる作品でした。
この作品は全3巻で、完結しています。
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