宮花みん先生の、
「宮花みん傑作選恋の森」を読みました。
この作品には、4編が収録されています。
その中の「アリスと氷の貴公子」について書きます。
「宮花みん傑作選恋の森」で検索して下さいね。
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宮花みん傑作選恋の森のあらすじ
両親を幼い頃に亡くし、
祖母に育てられた
主人公の「アリス」は、
ずっと故郷の田舎町で暮らすことが夢だったのですが、
突然の祖母の高いで彼女の運命は変わるのです。
現れたのは、
彼女の祖母と旧知の仲だった、
世間にうといアリスでも知っている、
世界のメディア王、
「リチャード・ヘイワード」
だったのです。
「若者は田舎にいないで世界を見るべきだ」
というあざやかな彼の持論と、
まるで本物の祖父のようにアリスを心配する彼の態度に、
いつの間にか、
祖母の弁護士も彼の見方についてしまい
アリスは今、
ロンドンにある一流企業、
ヘイワード・コーポレーションで、
受付として働いているのでした。
しかし、
アリスはコネで入社したことになっていて、
同僚に嫌味を言われたり、
意地悪されたりするのでした。
そのため、
もう会社を辞めて田舎に帰りたい!
と思うアリスでしたが、
リチャードにそんなことを言えるはずもなく、
心配されても「大丈夫です」と答えるのでした。
エントランスに人が集まってきているから、
何事だろうとアリスが目を向けると、
そこには、
リチャードの後継者、
「ルパート・ギリス」
がいました。
彼はとても氷のようなまなざしでとても美しく、
「氷の貴公子」
と噂されていて、
一瞬で周囲の空気が変わりました。
すると、
急にアリスは彼に呼び出されました。
「僕は君を譲り受けに来た。
君は僕のものになるんだ。」
いきなりそう言われ、
アリスは突然だし強引だしと言いました。
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宮花みん傑作選恋の森のネタバレと感想
彼は、
なぜかアリスをお金で買えると誤解しているようでした。
それに加えて、
「金銭的にリチャードにお世話になっていて、
それが僕になっただけだ。
まさか、君は彼の愛人以上になりたいのか?」
そんなことを言われ、
アリスは怒って彼の頬を叩きました。
それから二人はリチャードに電話をして、
アリスが彼の愛人でないということを証明して
ルパートの誤解を解くとともに、
リチャードが
アリスとルパートをくっつけようとしていることがわかりました。
二人は場所を変え、
素敵なレストランに行きました。
アリスはドレスを見繕っていったが、
自分が場違いじゃないのかと不安になりました。
しかし、
ルパートは「君は美しいよ」
と言いました。
しかし、
ウエイターもほかの客すらも、
彼の支持を待っているみたいに
彼を仰ぎ見ていて、
本当に美しいのはルパートだと、
アリスは思うのでした。
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宮花みん傑作選恋の森 まとめ
この作品には、
「アリスと氷の貴公子」
「花物語」
「約束」
「恋の森」(デビュー作)
が収録されています。
どれも心ときめくとっておきの宮花みんワールドを
楽しむことが出来ます。
ぜひ読んで欲しい作品です。
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