安藤なつみ先生(原作:小林深雪先生)の
『キッチンのお姫さま』を読みました。
料理が得意な女の子が、周りの人々を料理の力で
笑顔にしていきながら、
自分の夢を叶えていくサクセスストーリーです。
「キッチンのお姫さま」で検索して下さいね。
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キッチンのお姫さま のあらすじ
風見七虹香(かざみ なじか)は、
幼い頃に両親を亡くしました。
そのショックから命を投げ出そうとしていた七虹香を
助けてくれた同じ年齢くらいの男の子=プリンの王子様との約束を果たすため、
彼が残したスプーンの紋章を手がかりに東京の星花学園へ進学します。
理事長推薦で特例クラスに入った七虹香は、
優秀なクラスメイトたちからズルをして入学したと思われてしまい、
イジメに遭ってしまいます。
そんな彼女を支えてくれたのは、北沢空先輩と彼の弟で同級生の大地。
自分にできること=料理を作ること。
それだけを信じて孤軍奮闘する七虹香は、
料理の力でみんなを笑顔にしてゆきます。
しかし、特例クラスには馴染めないまま、時は過ぎてゆき・・・。
ティーン向け小説界の巨匠・小林深雪先生原作の
料理もの学園ラブストーリーです。
絵柄は眼が異様にデカくて手足首が異様に細いという
一昔前の少女漫画ですが、原作がしっかりしているおかげか、
そんなことは気にせずスラスラ読み進むことができます。
世界的なパティシエだった両親を幼い頃に亡くした七虹香は、
北海道にある「ラベンダーハウス」という施設で育ちました。
優しいおばあちゃんみたいな萩尾先生と、
兄弟みたいに仲のいい子ども達に別れを告げて、
自分の夢を叶えるために東京へと旅立ちます。
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キッチンのお姫さま のネタバレと感想
両親を亡くした直後に死のうとしていた七虹香を助けた男の子は、
おいしいプリンで七虹香を笑顔にしてくれました。
七虹香はいつか彼に世界一のおいしいお菓子を
食べさせてあげることを夢に見てきました。
彼の残したスプーンの紋章から
東京の星花学園に辿り着いた七虹香は猛勉強の末、
入学を果たします。
入学早々、理事長代理で生徒会長も務める北沢空と
大地兄弟と親しくなった七虹香でしたが、
彼女が放り込まれたのは全国レベルで優秀とされる
生徒を集めた特例クラス。
何かの大会で優勝した経験もなく、
クラスメイト達からは不正入学を疑われ、
雑誌でモデルをしている岸田茜を中心に、
クラスメイトからイジメを受けます。
岸田茜はクラスの中心人物で人気者ですが、
親切な友人の振りをして七虹香を貶めるという典型的なイヤな女です。
彼女はどうやら、幼なじみである北沢大地が
七虹香と親しいのが面白くないようなのですが、
茜の嫌がらせは、余計に北沢兄弟と七虹香の距離を
近づける結果になってしまうのも、
こういう学園もの少女漫画の定石ですね。
度重なるイジメにもめげず、
学園の寂れた学食「フジタ食堂」に居場所を見つけて
料理を作り続ける七虹香。
料理を食べる人の事を考えて作られたメニューの数々は、
周りの人々を笑顔にしていきます。
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キッチンのお姫さま まとめ
でも、特例クラスには馴染めないまま、
とうとう北海道へ帰る決意をした七虹香。
自分には何の取り柄もないと思い込んでいた七虹香に、
空先輩は告げるのです。
「君には絶対味覚がある」
(韓国ドラマ『チャングムの誓い』ですか!?)
『キッチンのお姫さま』は10巻で完結しています。
『キッチンのお姫さま』は料理で人々を幸せにしていく女の子のお話でした。
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