森本里菜先生の
「君は青空の下にいる」を読みました。
野球が大好きな少女が、
高校の部活で唯一の女子選手として甲子園を目指すというお話です。
実際は男子硬式野球の女子選手の参加は認められていませんが、
この作品では女子も甲子園への参加が認められるようになった
というところから物語がはじまります。
小学生の時に一度この作品を読んだことがあり、
懐かしい気持ちでもう一度読みました。
「君は青空の下にいる」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
君は青空の下にいる のあらすじ
一ノ瀬渚(いちのせなぎさ)は亡き父の影響もあり、野球が大好きな女の子。
199X年、高校野球に女子選手の参加が認められた年に、
渚は美浜高校へ入学します。
前年に、美浜高校野球部の姿を見て以来憧れていた渚は、
意気揚々と野球部の門をたたきます。
ところが、野球部員たちは女子選手の入部に大反対。
そこで、監督と主将・里村(さとむら)の提案により
ピッチャー志望の渚の実力を見てみることに。
キャッチャーの岡崎恵(おかざきけい)とのピッチングで
剛速球を投げて見せた渚は無事に入部を認められます。
渚は140kmのストレートを投げるという設定なのですが、
見た目は長い三つ編みがトレードマークのかわいらしい女の子です。
普段の女の子らしい表情と、
ボールを持った時の凛々しい顔が対照的で印象に残っていますね。
監督によって入部が認められてはいても、
実は部員たちには全く認められていなかった渚。
いつもの2割増しのきつい練習メニューで
自分を追い出そうとしていることを知ってしまった渚は、
持ち前の負けん気で何とか練習をこなしていきますが、
ついに練習中に吐いてしまいます。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら

君は青空の下にいる のネタバレと感想
同じピッチャーの福原(ふくはら)に励まされ、
渚は自分の野球への思いを打ち明けます。
それを影で聞いていた里村は渚の気持ちを理解し、
翌日練習メニューを元に戻すと宣言します。
もともと一番女子入部に反対していた
副主将の長嶺竜太(ながみねりゅうた)は里村に反発し、
殴りかかっていきます。
それを止めようと、渚は2人の間に入りますが、
里村の代わりに殴り飛ばされてしまい・・・。
涙を流すことがあっても、
消して弱音を吐かない芯のしっかりしたヒロインで、
読んでいて応援したくなります。
渚を追い出すための嫌がらせで
練習メニューを2割増しにしていた男子部員たちも、
自分たちの練習も厳しくなるわけですから、
ある意味小細工なしでまっすぐなところが良かったです。
最終的には仲間にも認められ、
甲子園を目指していく渚ですが、
千葉県予選の準々決勝前に熱を出してしまいます。
渚は発熱を隠して試合に臨みますが、
先発ピッチャーの福原だけはそのことに気づいていました。
渚のために会場のブーイングの中、
爪が割れても投げ続けていた福原はとてもかっこよかったです。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら

君は青空の下にいる まとめ
彼はヒーローというタイプではないので、
小学生の頃に読んだときは何とも思わなかったのですが、
大人になって読むとまた違った視点で楽しめてよかったです。
野球漫画ですが、渚とチームメイトの絆や
青春時代に焦点があててあるので野球のルールを
全く知らなくても十分楽しめる作品です。
この作品は全4巻で、完結しています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
