茨芽ヒサ、ikak先生の
「彼は食べたいさかり」を読みました。
この漫画は、恋や恋愛に憧れる高校生、白幡三夏子と、
隣の席に座る謎多き男の子、紺谷冬馬、
二人のあまりにも突発的に始まった恋物語を描いた漫画です。
「彼は食べたいさかり」で検索して下さいね。
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彼は食べたいさかりのあらすじ
この漫画の主人公である白幡三夏子は、
今まで彼氏を持った経験がないため、
恋に憧れを抱いている女の子です。
周りの友達が彼氏と仲良くしている姿を
ため息交じりに眺めながら、
焦ってもしょうがない、と自分に言い聞かせていると、
偶然隣の席に座ってきた男の子、
紺谷冬馬に
「おれと付き合ってほしいんだ」と告白されます。
ここで登場する冬馬という人物は、
一見知的でクールそうに見えるのですが、
休憩時間は友達と
楽しく談笑しているというわけでもなく、
ヘッドフォンで音楽を聞いているという、
ちょっとミステリアスな雰囲気を持った男の子です。
そんな謎多き冬馬ですが、
三夏子が服を汚してしまった時は、
走って自分のジャージを取りにいくなど、
三夏子のことになると
普段の姿からは想像もできないくらい、
取り乱してしまう様は読んでいてとても心が掴まれました!
かっこいいし、
自分のことを気遣ってくれる冬馬は、
三夏子にとっては申し分ない彼氏だったのですが、
実は冬馬には誰も予想しなかったある一面があったのです。
なんと冬馬は、
「三夏子は―・・・おれのうさぎなんだ」
と表情を変えることもなく囁いてきたり、
「三夏子の首もとの匂いを家でも堪能するんだ」
と恥ずかしげもなく言ってのけたり、
恋愛に憧れていた三夏子でさえも、
思わず引いてしまうほどの変態だったのです!
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彼は食べたいさかりのネタバレと感想
正直、読んでいてゾッとしました。
少女漫画に出てくる男の子が
こんなに変態で良いんだろうか…!
と考えてしまうほどの変態っぷりだったのですが、
三夏子のことが大好きなのは事実だし、
三夏子がピンチに晒されたとき、
かっこよく助けてくれる冬馬の姿に、
彼が変態であるということも忘れて
徐々に絆されていってしまいました。
そんなちょっとばかし変態気質な彼と、
その彼に振り回される三夏子の
恋愛話がお話の中心なのですが、
この漫画にはもう一人、
橙園千春という読者モデルの男の子がキーパーソンとして現れます。
彼は、イケメンで女子に対しても常に優しいため、
いつも女の子が周りにいるいわゆる「モテ男」なのですが、
唯一自分の誘いに全く乗ってこない三夏子に、
次第に興味を持ち始めます。
彼はなんとか自分に興味を持たせようと
必死に三夏子にアピールするのですが、
冬馬のことで頭が一杯な三夏子は、
千春のアピールなんて全く気付きません。
冬馬があまりにも変な言動ばかり取るので、
むしろ正統派な千春のアピールのほうが霞んで見えてしまうのは、
私だけじゃないだろうなぁ…、なんて思いました。
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彼は食べたいさかり まとめ
この漫画はなんといっても、
冬馬の変態っぷりがずば抜けていたのがとても印象的でした!
彼氏にマフラーをプレゼントされる、という
誰でも嬉しく思える出来事の裏には、
三夏子の首元の匂いを嗅ぎたいという
冬馬の思惑があったのだと分かった時は、
さすがにドン引きました…!
しかし、そんな冬馬の変態っぷりも
この漫画の魅力の一つなのだと思います。
「彼は食べたいさかり」は三巻で完結しています。
この漫画は、冬馬の予想外の言動に読者まで振り回される漫画でした!
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