野崎ふみこ先生の
「神さまの贈もの」を読みました。
結婚してしばらくは夫婦の時間を・・・と思っていた夢だけど・・・。
神さまは予期せぬタイミングで贈り物をくれた。
初めての育児に奮闘する夢。
寝れない日々に、仕事への思い、母親が直面する問題や葛藤。
夢と夫の平馬はどうやって乗り越えていくのでしょうか。
「神さまの贈りもの」で検索して下さいね。
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神さまの贈りもの のあらすじ
スポーツクラブでスイミングのコーチとして働く小野田夢は、
新婚旅行から帰ったばかり。
夫は、食品メーカーに勤める小野田平馬。
夢は若くて、まだ女子大生のような幼さが残る女性です。
一方、平馬は落ち着いた印象の、優しそうな男性です。
これから、暫くは夫婦だけの時間を楽しむ・・・
はずだったのですが・・・。
切迫流産で緊急入院となり２週間の安静を言い渡されます。
つわりと、仕事への不安、こんなはずじゃなかったと気持ちがぐちゃぐちゃな夢。
でも、それを救ってくれたのは平馬の温かい言葉でした。
とても優しい顔で夢を見つめる平馬の表情がとても印象的です。
退院後、マタニティースイミングのコーチを会社に掛け合って勝ち取った夢。
臨月まで水の中で鯨のように泳ぎ回ります。
すると、出産予定日より早くお産が！
平馬も駆けつけて、無事女の子を出産します。
感動して涙を流す平馬。
そして、平馬は、夢が平馬にとって「神さまの贈りもの」だと言います。
１７歳で両親を亡くし、一人で生きてきた平馬。
その心を救ったのが夢だったのかもしれません。
読んでいて涙が出るほど感動したシーンです。
そして、生後２週間実家で過ごす夢ですが、
いよいよ平馬の待つアパートへ。
３時間起きの授乳に寝れない日々の夢。
家事に育児にと段々追いつかなくなっていきます。
そして、夢を思っての平馬の何気ない言葉にさえ突っかかってしまいます。
夜中の授乳に、おむつの交換・・・平馬も起きて手伝おうとしますが、
上手くできません。
それにもいら立つ夢。
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神さまの贈りもの のネタバレと感想
しかし、そんな夢に平馬はキスを。
「オレの気持ち」と言う平馬のキスで、気持ちが落ち着いた夢。
翌日、平馬は泊りがけの出張に出かけてしまいます。
すると、いつもより赤ちゃんがなきやみません。
おむつもミルクもちゃんとやっているのに泣き止まない赤ちゃんに、
もうどうしていいかわからない夢。
赤ちゃんと一緒に泣き出してしまいます。
それでも、昨日の平馬のキスを思い出し、赤ちゃんにキスする夢。
すると、不思議なことに赤ちゃんも泣き止みます。
なんとか平馬の出張も乗り越えた夢。
次は保育園探しを始めます。
なかなか保育園に空きがないことや、
保育園の担当者の態度に不安ばかりの夢ですが、
やはり平馬の言葉で気持ちをリフレッシュ。
二人で保育園探しに出掛けて見つけた素敵な保育園に、
無事入園が決まります。
次のイベントはお食い初め・・・・
そしていよいよ仕事復帰と続く３人で迎えるいろいろな出来事。
３人はどうやって乗り越えるのでしょうか？！
ちょっと罰当たりだけど、
でも妊娠を待ち望んで子ども授かる女性ばかりでない。
そんな女性の正直な気持ちと、
それでも出産し、母として成長していく姿が、とても素敵な漫画です。
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神さまの贈りもの まとめ
生後数カ月の母親が直面する問題をリアルに描いています。
子どもを育てた経験がある人は、共感の涙を、子どもがいない人は、
そのリアルな生活と夢の頑張りに涙するのではないでしょうか。
「神さまの贈りもの」は3巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、リアルな子育て日記に、感動の涙間違いなしの作品です！
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