鈴木ジュリエッタ先生の
「神様はじめました」を読みました。
父親の借金で家を失った女子高生がひょんな事から古い神社の土地神に。
狐の神使と妖たちにかこまれたラブファンタジーです。
「神様はじめました」で検索して下さいね。
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神様はじめました のあらすじ
女子高生の桃園奈々生(ももぞのななみ)は
父親の借金のせいで突然家を失います。
父親は蒸発、行くところのない奈々生でしたが
偶然知り合った眼鏡の青年に、家を譲られます。
ところがその家とは小さく古い神社でした。
眼鏡の青年はミカゲ社の土地神だったんですね。
そしてそこに住んでいたのは狐の神使、巴衛(ともえ)と
鬼火童子の鬼切と虎徹でした。
土地神が社に戻ったと喜ぶ鬼火童子たちとは裏腹に、
こんな女を神とは認めないと社を出て行ってしまう巴衛。
しかし妖怪に食べられそうになる奈々生とすったもんだの末、
巴衛は奈々生と神使の契約を結ぶこととなります。
そうして家を失った女子高生、奈々生はミカゲ社の新米土地神として、
神様をはじめることとなったのです。
大人気漫画ですね。
巴衛がまずイケメン!そしてツンデレという魅力あるキャラなんですよ。
そしてわんさか出てくる妖たちの素敵なこと。
そして巴衛の過去や奈々生との縁が複雑に織り込まれていて、
最終巻まで失速することなく本当に面白い作品です。
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神様はじめました のネタバレと感想
さて、土地神となった奈々生は昼間は女子高生として学校に通い、
少しずつ通力をつけて神様としての仕事もはじめます。
そして口を開けば文句ばかり言っている巴衛ですが、
神使として奈々生の事を守り助けてくれる姿を見て
奈々生は巴衛に恋心を抱くようになるのです。
妖と人との恋は禁忌…そう言われながらも奈々生は決してあきらめず、
まっすぐに巴衛を想います。
奈々生の恋心を拒絶する巴衛ですが
そんな巴衛もどんどん奈々生に惹かれていくんですよ。
だけどすぐに好きだと口に出す奈々生に対して、
巴衛は決して言葉にしようとはしません。
それは巴衛が過去に負った心の傷のせいなのですが、
それは奈々生自身にも深く関わる出来事だったのです。
物語は巴衛と奈々生の恋が主軸なのですが、
巴衛がミカゲ社に仕えることになる以前、
野狐だったころにつるんでいた悪羅王という妖が、
自身の体を取り戻そうとするために奈々生を利用するべく執拗に関わってきます。
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神様はじめました まとめ
この悪羅王というキャラがまたとっても魅力的なんですよ。
悪役ですが憎めない。
そんな妖たちに囲まれながら奈々生は出雲の神議り(かむはかり)に出たり、
黄泉の国に行ったり、過去に行ったりの大冒険をすることとなるのです。
奈々生も不幸な生い立ちですが、まっすぐですごくいい子なんですよ。
ほんとに面白い大好きな作品で、自信をもってオススメできます。
「神様はじめました」は25巻で完結しています。
妖怪ラブファンタジーの傑作です!
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