よしだもろへ先生の
「色は匂へど(1)」を読みました。
この漫画は、高校では目立たぬように「透明」になろうと決めていた清澄純と
京都から来た新任教師、天ヶ瀬いろは、
心に傷を負い、惹かれあった者同士が紡ぐ究極のラブストーリー漫画です。
「色は匂へど」で検索して下さいね。
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色は匂へど のあらすじ
この漫画の主人公である清澄純は、
心に傷を負った高校一年生の男の子です。
昔通っていた中学でいじめを受けていた彼は、
新しい高校で同じ過ちを繰り返さないためにも
周囲から見て「透明」な存在であることを固く心に誓っていました。
周りに反抗もしないし意見も言わない、
そんな純の態度は良くも悪くも周囲に溶け込み、
彼は周りから目を付けられることもなく平和で穏便な毎日を送っていたのです。
そんな中、純の高校に一人の新任教師がやってきます。
「天ヶ瀬いろは」と名乗った彼女は関西弁の物腰柔らかな古典の先生、
そんな彼女に純は「僕とは違って独特な色を纏った人だな」
と一目見た瞬間心を奪われてしまいます。
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色は匂へど のネタバレと感想
中学時代とは違う平和な毎日、
そんな日々に幸せを噛みしめていた純でしたが、
ある時、過去の自分と同じ様に
いじめを受けている少年を見つけてしまったことによって、
彼の平和だった毎日は終わりを迎えることになるのです。
「いじめを受ける苦しさを知っているからほっとけるわけない」
そんな思いで手を差し伸べてしまったばかりに、
彼は再びいじめのターゲットになってしまったのです。
「あぁ、また始まった。」と彼は手を差し伸べてしまった過去の自分に
深く絶望するのですが、そんな中一人の女性が彼に手を差し伸べます。
それこそ新任教師の天ヶ瀬いろはだったのです。
「透明人間にでもなりたいなぁ…」と漏らした彼に向かって、
笑顔で「そのまんまのあんたがいちばんいいんよ」と言い放った彼女が、
今まで「透明」だった彼にどのような色を与えるのか、
今後の展開が気になる作品でした。
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色は匂へど まとめ
初めて読んだ時、私は繊細な世界観で描かれた作品だなぁと思いました。
「透明」であるからこそ何にでもなれる純が、
いろはと出会ったことによってどのような色に変わっていくのか、楽しみです。
私はまだこの巻しか読んだことがないのですが、
この漫画の宣伝文句にある「心に傷を負った者同士」という一言が、
とても心に引っ掛かりました。
強くて気丈に見えるいろはに一体どんな過去があったのか、
この先を読んでいくのが楽しみです。
「色は匂へど」は十巻で完結しています。
この漫画は、「透明」であることを望む純と名前に色が付くいろは、
二人が作り出す儚い世界観に心を奪われてしまう漫画でした。
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