九瀬しき先生の、
「いきすぎボーイフレンド」を読みました。
「ギャップ」に焦点をあてた様々なラブコメディがはいったオムニバス作品です。
第一話では、人違いで告白してしまったヒロインと
間違いで告白された不良少年との恋愛模様が描かれている「無自覚ヒーロー」。
キラキラした少女漫画らしいタッチの画風でよかったです。
何といっても男の子が魅力的ですね。
いわゆる「ギャップ萌え」というものなのでしょうか。
「いきすぎボーイフレンド」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
いきすぎボーイフレンド のあらすじ
ヒロイン・小泉(こいずみ)が高校の入学式で一目惚れした朝日(あさひ)くんに
告白をしようとしているところから物語は始まります。
朝日くんを呼び出す手紙を書いて下駄箱に入れた小泉は、
中庭で朝日くんを待っていました。
ドキドキしながら待っていると、誰かが小泉の元へとやってきます。
そして、その人物が朝日くんだと思った小泉は
緊張のあまり目をつぶったまま告白したのです。
ところが目を開けてみると、目の前にいたのは
同じクラスの竜崎(りゅうざき)くん。
強面で背が高く、威圧感のある竜崎くんは
クラスでもガラの悪い存在として浮いた存在でした。
告白自体をなかったことにしたいと後悔する小泉は
せめて振られるかと思いきや、
竜崎くんの答えはまさかの「友達からならいーよ」。
竜崎くんはそのまま立ち去ってしまったため
人違いだったことを訂正できず、
しかも待っていた朝日くんは結局現れませんでした。
作中でもヒロインがツッコんでいましたが、
不良といいつつ竜崎くんの真面目さが登場シーンから滲み出てますね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
いきすぎボーイフレンド のネタバレと感想
竜崎くんと「友達」になってから、小泉は彼のことを観察していると、
どうも竜崎くんは見た目どおり不良というわけではないようだと
分かってきました。
教師の間違いを見つけてもその場では指摘せず
教師の面目を考えてこっそり伝えていたり、
他の生徒の迷惑になる行為をしているガラの悪い生徒に注意していたり。
そんなある時、竜崎くんとその友達にカラオケで一緒に
勉強しようと誘われた小泉は断りきれずに一緒に行くことに。
勉強なんて冗談で言っているのだろうと思っていた小泉ですが、
実際カラオケに行ってみるとなんと竜崎くんたちは
揃って勉強しだしたのです。
中でも竜崎くんは意外にも周りの面倒見も良くて、
帰り際には逆方向だというのにわざわざ小泉を送ってくれるというのです。
そんな竜崎くんの見せる優しい一面に小泉はときめきを感じ始め・・・。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
いきすぎボーイフレンド まとめ
はじめはなんとも思っていなかったのに
ギャップのあるヒーローに次第に惹かれていき
最終的にはハッピーエンドというのは少女漫画としては珍しくないですが、
やっぱり王道はいいですね。
ただ、ヒロインの下の名前が一度も出てこなかったのは意外でしたね。
少女漫画だと、ヒロインの自己紹介というか説明的な文章が
はじめに入っていることがよくありますが、
この作品ではそういったことが一切なかったです。
だからか、すごく自然体で読めたと思います。
オムニバスなので一話もちょうどいい長さで、隙間時間に読みたい作品ですね。
この作品は全4巻で、完結しています
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら