室たた先生の
「放課後の賢者」を読みました。
新任の英語教師のヒロインとイケメンの天才生物教師とのラブストーリーです。
画風も内容も可愛らしくて、少女漫画らしい雰囲気が良かったです。
タイトルがなんだかファンタジーのようで印象的だと感じました。
「私立緑沢高校 第2生物準備室には賢者が一人住んでいるー」
作中に出てくるこのフレーズが何か特別なことが起こる予感をさせるようで、
すごく印象に残る作品でした。
「放課後の賢者」で検索して下さいね。
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放課後の賢者 のあらすじ
ヒロインの水嶋葉子(みずしまようこ)は私立緑沢高等学校の英語教師。
もうすぐ教師になって1年が経とうとしているものの、
生徒からは完全にナメられていて授業中もしょっちゅうからわれていました。
実は、英語教師ではなく通訳になるのが夢だった葉子。
ところが学生時代に挫折しその夢を諦めた葉子は、
英語教師として働いている今も過去に夢を諦めたことを引きずっていました。
そんなある日、葉子は校内放送で呼びだされます。
葉子を呼び出したのは生物教師の邑崎青磁(むらさきせいじ)。
緑沢高校始まって以来の天才教師で、
数多くの著書も書いている邑崎は「緑の賢者」というあだ名で呼ばれ
教師からも生徒からも一目置かれる存在でした。
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放課後の賢者 のネタバレと感想
物語の始まり方がなんだかファンタジックでドキドキしますね。
主人公が普通の女性というのも好感が持てますし、
そこまで大人びていなくてかわいらしいキャラクターが良かったです。
突然ほとんど面識のなかった邑崎から呼び出された葉子。
呼び出されて第2生物準備室まで来た葉子を出迎えた邑崎は、
笑顔で葉子をもてなします。
ところが葉子に差し出されたのはなんとビーカーに入ったコーヒー。
しかも突然「好きなんです」なんて言ってきたのです。
思わずドキッとする葉子ですがよくよく聞いてみると、
邑崎が顧問をしている生物部の生徒に好きな子がいて、
研究以外のことはダメダメな邑崎は恋愛という感情が
よく理解できないから代わりに話を聞いてやってほしいとのこと。
過去に夢を諦めた自分がその生徒を応援する資格などないと思い、
邑崎の頼みを断った葉子。
それでも邑崎は「僕にはあなたが必要なんです」と言ってきて・・・。
ビーカーでコーヒーを飲むって理系の人のイメージでよくありますよね。
実際にもそんな先生いたなぁと懐かしくなりました。
結局、生物部の生徒の恋は失恋に終わってしまいますが、
その後葉子と邑崎は距離を縮めていきます。
どうやら邑崎は葉子に恋をしてしまうようですが、
それを自覚できずにいる様子は見ていてほっこりしますね。
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放課後の賢者 まとめ
イケメンで不器用なヒーローで母性をくすぐられるというか。
作品自体も温かみがあって、優しい雰囲気ですね。
少女漫画だけど、主人公は社会人で大人同士のラブストーリー
というのも新鮮でした。
ただ、内容はとてもわかりやすいので大人はもちろん子供にも楽しめる作品だと思います。
この作品は全2巻で、完結しています。
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