千葉コズエ先生の
「ひとりぼっちはさみしくて」を読みました。
いつもひとりぼっちの詩央。
そんな詩央が憧れる自由の翼を持った同じクラスの直。
交わることがなかった二人が、屋上で鉢合わせたことから、
詩央のひとりぼっちの世界が大きく変わり始める・・・。
そして、夢だった歌手への思いも?!
「ひとりぼっちはさみしくて」で検索して下さいね。
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ひとりぼっちはさみしくて のあらすじ
「自由に飛んでみたいけど ひとりぼっちは さみしくて」
背中にまるで自由の羽が生えているかのように、
奔放にふるまう同じクラスの直を見ていて、詩を書く七原詩央。
見た目は、華やかではありませんが、可愛い顔をした女の子。
詩央は、クラスの女子から暗いと敬遠され、いつもひとりぼっち。
人のいないところで詩を書くため、学校の屋上へやってきた詩央。
そこで、直と遭遇します。
話しかける直に、上手く答えられない詩央。
いつも目を見ない詩央に、直は、たまには人の目をちゃんと見ろと言います。
思わずその場から逃げた詩央ですが、教室で、
直に詩を書いていたノートを読まれて・・・。
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ひとりぼっちはさみしくて のネタバレと感想
帰り道、声をかけてきた直に、つい詩が曲だったこと、
さらに歌手になりたいことまで気づかれてしまいます。
詩央は、直と向き合ってしまったら、
きっと抑え込んでいる自分の思いが、
無視できなくなる・・・そんな予感があったのです。
3年前、親から歌手になることを反対され、
歌うことをやめていた詩央。
人とうまくやれない詩央にとって、歌は自由の翼。
その表現がとても好きです。
学校の帰り道、直に言われ歌う詩央。
直への憧れを泣きながら伝える詩央を、直は抱きしめます。
そして、友達になった二人。
直は詩央に、卒業したら二人で状況してプロを目指そうと言います。
一度は断念した夢を、二人ならできるかもしれない・・・
そんな気持ちになる詩央。
しかし、詩央の父にそれを伝えると、詩央は家から出してもらえなくなります。
直は詩央へ携帯の番号を鳥の羽とともに渡し、二人は家でして東京へ。
東京へ向かう電車の中で、詩央は直の複雑な家庭環境を知ります。
直の不安定な心に、詩央は
「愛しているよ」と声をかけます。
心を寄り添わせる二人ですが、東京に着いた二人は、
運悪くはぐれてしまいます。
その間に、路上で沢山の人を集めているバンドと遭遇する詩央。
ボーカルにとスカウトされます。
そして、直を置いて、彼らのライブに出かける詩央に、直は・・・?!
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ひとりぼっちはさみしくて まとめ
一人では不安定な二人の恋愛に、ハラハラ、胸が痛くなる物語です。
そんな二人のことを、天使の羽に喩え、
片翼では飛べない・・・などと表現する繊細な言葉の選び方がとても好きです。
歌う夢をとるのか、歌わせてくれた直の存在をとるのか、
詩央の選択が気になります。
「ひとりぼっちはさみしくて」は3巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、不安定な二人の恋愛と、そんな二人を繊細に描いた作品です!
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