加賀やっこ先生の
「花に、かみつく」を読みました。
吸血鬼に恋をしてしまった女の子がヒロインのラブファンタジーです。
少し見捨てい明日な雰囲気の作品で、
なにより絵が綺麗でした。
ヒーローが何とも言えない色気があってよかったです。
ヒロインも裏表なくまっすぐなキャラクターで好感が持てました。
「花に、かみつく」で検索して下さいね。
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花に、かみつく のあらすじ
高槻すず(たかつきすず)は高校二年の新学期に、
クラス替えで仲のいい友人たちと
別々のクラスになってしまいます。
知り合いのいないクラスで
友達ができるか緊張しているすずは、
落ちたシャーペンを拾おうとしたときに
一人の男子と目が合い、
そのまま目が離せなくなってしまいます。
彼の名前は明城鳴久(あきしろなるひさ)。
鳴久と目が合ってから
ドキドキして食欲もなくなったすずを見て、
友人たちはそれが「恋」だといいます。
初恋もまだのヒロイン・すずが
初めての気持ちに戸惑っている姿が
とてもかわいいですね。
表情の少ない鳴久のミステリアスな感じも素敵です。
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花に、かみつく のネタバレと感想
そんなあるとき、
すずは教室で鳴久と二人きりになってしまいます。
誰もいない教室で、
鳴久といるだけで心臓がドキドキしてしまうすずに
近寄ってくる鳴久。
二人がキスをしそうなほど近くにきたその時、
突然知らない男が襲ってきます。
すずをかばって背中に傷を負う鳴久を
すずが心配そうに抱き寄せると、
なんと鳴久がすずの首筋にかみついて血を吸い始めるのです。
血を吸われて薄れゆく意識の中で、
鳴久が吸血鬼であることを知ったすずは・・・。
吸血鬼と言っても鳴久は全然強い男という感じはなく、
むしろ線が細くて繊細なイメージです。
鳴久の目が、色気があるというか
雰囲気があって何を考えているのか読めないキャラクターなのに対し、
すずの表情はわかりやすくて
読んでいてドキドキが伝わってくるようでよかったです。
どうやら同じ学校の教師にも吸血鬼が潜んでおり、
その人物にとって鳴久は主人のような存在のようです。
鳴久はすずの血を吸いつくすことはせず、
それどころかすずに対し自分の血を唇から吸うように要求します。
すずに対して特別な感情を持っているのは確かですが、
それが何なのかは本人もわかっていないようで、
なんだかもどかしいですね。
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花に、かみつく まとめ
吸血鬼が登場するラブストーリーは、
少女漫画では結構多いので、
はじめは他と似たようなストーリーなのかなと思いましたが、
ゆったりとした独特の雰囲気があり
どこかミステリー小説を読んでいるような気分にさせる作品でした。
この作品は現在連載中で、2巻まで出ています。
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