萩岩睦美先生の
「銀曜日のおとぎばなし(1)」を読みました。
この漫画は、深い森の奥に住む小人族のお姫様、
ボーと心優しい人間の青年であるスコット、
人間と小人族という決して相容れぬ二人が紡ぐ愛と冒険のファンタジー超大作です!
「銀曜日のおとぎばなし」で検索して下さいね。
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銀曜日のおとぎばなし のあらすじ
この漫画の主人公であるボーは、深い森の奥に住む小人族のお姫様です。
将来は部族の女王となるために母親から厳しく育てられていた彼女は、
次第に「ボーは母さまに嫌われているんだ」という思いが強くなり、
度々外へと出掛けていくようになります。
そんな中見つけたのはロンドンに住む心優しき青年のスコット、
彼の優しさにすっかり心を奪われてしまったボーは、
度々人間がいる世界へと遊びに行くようになるのですが、
そんな状況を快く思わない人物がいました。
それがボーの母親、小人族の現女王です。
ボーがたまたま新月の銀曜日に生まれた1000人目の女の子だったばかりに、
なんと彼女は見つけることがとても難しい虹の玉を発見するか、
人間を生贄に捧げなれば死んでしまうという宿命の下に生まれてしまったのです!
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銀曜日のおとぎばなし のネタバレと感想
更にボーの父親は人間の手にかかり殺されたという過去もあり、
女王は絶対にボーとスコットの関係を認めようとはしませんでした。
一方でボーとスコットは日を重ねる毎に、どんどん仲を深めていき、
スコットはボーのポケットの中に入って生活を共にすることが多くなります。
そんな中、ある日毛皮商を営んでいるスコットの父親が、
小人族が暮らす森を襲撃したことをきっかけに、
なんとボーの身代わりとして捧げる生贄のターゲットに選ばれてしまったのです!
心優しいが故に毛皮商なんて職業は決して認められないと考えていたスコットでしたが、
日に日に病状を悪化させていく父親の姿には戸惑いを隠せず、
彼は「毛皮商の跡継ぎ」という立場を嫌でも意識させられる毎日を送っていました。
一方のボーは自分のためにスコットの父親が生贄になってしまうという事実を知らず、
自分に対して全く優しくしてくれない母親に不満を積もらせる毎日、
どちらも決して悪いことはしていないのに、
互いの存在が互いの首を絞めていくというストーリー展開に、今後への期待が高まります。
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銀曜日のおとぎばなし まとめ
この漫画の一番の読みどころは、
ボーとスコットが共に周りから飽きられるくらい
純粋であるという所にあると思います。
純粋であるが故に知らず知らずのうちに周りを苦しめている、
この皮肉さが、より一層この漫画の面白さを掻き立てていると思いました!
「銀曜日のおとぎばなし」は七巻で完結しています。
この漫画は、二つの相容れぬ種族の下に生まれ育ったボーとスコット、
二人がどんな決断を下していくのかが気になるお話でした。
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